AT 様
40代前半
特許事務所勤務
5回(資格スクエアでは3回)
基礎・短答・論文パック
論文対策パック
知財に興味があり、特許事務所に転職しました。そして「知財業界でやるからにはプロを目指そう」と思い、弁理士の勉強を始めました。
子供がまだ小さく、法律系の勉強経験がなかったため、不安ではありました。しかし「無理に一発合格を目指すのでなく、じっくり勉強していこう」という気持ちで取り組み始めました。
理工系大学卒業、理工系大学院修了です。選択論文は免除されました。
子どもが小さく通学は難しいため、まずオンライン講座を前提で考えていました。
資格スクエアを選んだのは、講義がわかりやすく、価格が手ごろで、スキマ時間に勉強しやすい環境(PDF資料やWeb上でできる正誤問題など)が整っていたからです。
↑手ごろな価格で、合格に必要な環境をオンラインで実現できる
基礎・短答・論文パック
2019年後半に勉強を始めましたので、2020年短答合格、2021年論文合格を目標としていました。
2021年後半から資格スクエアの教材を使い始めて、結果的に短答合格は2022年(3回目の受験)、論文合格は2024年でした。
短答合格までは、週20~30時間(平日2~3時間、土日は各5時間)、論文合格までは、週10~20時間(平日1~2時間、土日は各5時間)といった感じです。
幼児が2人いてまとまった時間を確保するのが難しいため、朝、昼、休憩時間、夕、夜、就寝前と、少しでもスキマ時間があれば勉強する、というスタイルでした。
ベビーカーを押しながら講義を聴く、子供が寝た瞬間にすかさず勉強を始める、子供が起きるまでカフェで勉強するなど、その時々に合わせて工夫していました。
勉強開始間もないころは、「とにかく条文に慣れよう」「全体像を掴もう」という意識でいたので、外出時は常に条文集を持っていました。
慣れてくると単語帳に重要事項を自分なりにまとめ、スキマ時間に眺めるようになりました。
論文対策でも、この単語帳をバージョンアップして規範や要件、林先生の問診票などをまとめて常に見るようにしていました。
↑AT様が使用していた、重要事項をまとめた単語帳
短答に関しては、まず資格スクエアの過去問を何周も解きました。そして、答えを確認するだけでなく各選択肢について細かく条文を確認、あわせて周辺、関連知識も確認する、ということを繰り返しやったことが一番のポイントだと思います。
論文に関しては、①条文、②青本講座、③論文書き方、解き方、実践講座、問診票、④答案作成力を完璧にする、という意識で進めました。
特に、論文書き方、解き方、実践講座は4周くらい回して勉強しました。
1、2周目は答案構成まで、3、4周目では時間を意識しつつ8割書き程度の答案を書いていました。
論文書き方、解き方、実践講座は非常によくできており、この教材を確実に自分のものにするだけで本当に合格することができました。
↑3ステップを確実にものにすることで
合格に手が届く林講師の「論文対策講座」
また、資格スクエアのメールで知った「六法」というスマホアプリが非常に便利で、スキマ時間、寝る直前など毎日見ていました。
あとは年末年始含め、「毎日勉強を継続する」ということは意識していました。仕事、育児、家事のどれも妥協したくなかったので、勉強は常に工夫しながら続けていました。
勉強を始めた一年目、二年目の頃は他社の講座で勉強していましたが、教材や講座をこなすことに必死で、じっくり深く理解するまで勉強できていなかったと思います。
取らなくてもよい講座もあったと思います。手を広げ過ぎずに基本的なことに注力しておけば、もう少し早く短答式試験は合格できたかなと思います。
短答式試験に2回落ちたときは、勉強をやめようかと悩みました。
その時に資格スクエアを見つけ、「もう一度勉強してみて、これでダメだったら諦めよう」という気持ちで勉強を続けました。
また、論文式試験に2回落ちた時、「3回目も受かる気がしない・・・」と悩みました。
そこで「論文3回目で落ちたら諦めよう」と区切りをつけ、全力で試験に向かいました。
勉強はどこにいてもできるので、家族旅行にもたくさん行きました。家族が寝ている早朝、朝焼けの光の中で勉強していたのが良い思い出です。
・オンライン講座なので自分の好きなときに自分のペースで勉強できるところ
・説明が明快で非常にわかりやすいところ
・テキストが非常によくできているところ
です。
特に、論文書き方、解き方、実践講座、青本講座のテキストは非常に役立ちました。
菊池先生の講義では、各分野の本質的な説明が丁寧になされていたのが印象的です。実はよくわかっていなかった、理解が浅かったと気づかされることが多々ありました。
菊池先生の講義や基礎講座資料は、辞書的に使っていました。
林先生の説明は非常に明快で、押さえておくべき点が体系的に整理されて構築されているため、講義をしっかり聞いていれば疑問点が残るようなことがありませんでした。
オンライン講座で自分のペースで勉強したい方に向いています。
私のようにまとまった時間を確保するのが難しい方にとっても、スキマ時間に勉強しやすい環境や質の高い教材が充実していると思います。
合格した先輩から「努力すれば絶対に合格できる資格だよ」という言葉があったのですが、家族との時間を大切にしていたこともあり、正直なところ自分の生活、勉強時間では無理なのかもしれないと何度も思いました。
論文試験3回目の今年は、「自分のできる範囲で精一杯勉強して、それでも合格できなければ仕方ない」「悔いのないよう最後の論文試験に臨もう」と開き直った気持ちで勉強を続けました。
継続して着実に実力を積み上げていくことで、私でも合格することができました。
資格スクエアの講座、テキスト等をしっかりと自分のものにすれば合格できると思います。皆さまの合格をお祈りしています。