受講生 合格体験記

「皆、資格スクエアの講座を受けたらよいのに!」
コツコツ努力を続けて、見事合格!

S.A 様

  • 年齢

    30代後半

  • 職業

    メーカー知財部勤務

  • 受験回数

    3回

  • 主な受講講座

    基礎・短答・論文パック

勉強時間確保の不安を乗り越え
弁理士試験にチャレンジ

弁理士試験合格、おめでとうございます。
弁理士資格取得を決めた当初はどのようなお気持ちでしたか?

当初は家庭の事情で勉強時間を確保できない点が不安でしたが、「時間が取れないことは諦めて、しっかりと各法の勉強をしよう!」と思い切りました。

「きっと、弁理士になれば特許・意匠・商標すべて担当ということはないし、しっかりと教わる機会もないだろう」「オールラウンドにこなせる知識を身につけるため、今この期間にしっかりと勉強するんだ」と、気持ちを切り替えていきました。

ご出身は理系・文系どちらになりますか?

理系院卒です。
なお選択論文は、応用情報技術者試験に合格して免除を受けました。

数ある予備校の中から、資格スクエアを選んでいただいた決め手は何でしたか?

家庭の都合であまり時間を割けないため、通学という手段は最初から検討から除外しました。
資格スクエアは通信講座に特化した講座であることが決め手でした。また、受講期間も2年間と長く、マイペースに学べると考えたからです。

不確定なスケジュールのなか
コツコツ学習を続けて、見事合格

本年の最終合格までに辿った道のりを教えてください。

開始当初は、とりあえず2023年に短答合格を目指していました。
しかし2023年には商標の勉強が間に合わず、足切りで不合格となりました。そしてその翌年の2024年に、短答、論文に合格して最終合格しました。

一週間の勉強時間はどれくらいでしたか?

1週間の平均的な勉強時間は10~30時間だったと思います。
平日は仕事の昼休みの30分、子供を寝かしつけた後の深夜1~2時間くらい。週末は子供のお昼寝時間に勉強しました。

合格した年は子供が習い事を始めたので、その時間を利用することで勉強する機会が増えました(週に1時間)。
合格年の試験前は子供にDVDを見せ、その間問題を解いていました。

学習開始間もない頃と合格直前で、勉強法は変わりましたか?

開始間もない時は本当にあまりにもわからないことが多く、過去問を解きなおすことが中心でした。

合格直前期は過去問ではなく、条文を四法対照でしっかりと読み、各法の違い、準用・不準用をしっかりと確認する勉強に変えました。

合格できたポイントはどこにあるとお考えですか?

受かるまでコツコツと続けることだと思います。
資格試験なのでゴールは受かることですが、実務となればもっともっと勉強することだらけなので、地道に続けられるかどうかも問われているのかなぁと。

先生方のおかげで楽しく勉強することができました。ありがとうございました!

全体を通して、「これはやらなくてもよかった」と思う勉強はありますか?

「わからなくてもとりあえず進もう」と考え、意匠について本当にわからないまま進めました。そんなわけで最初の段階の学習は全く記憶に残っておらず、しばらく進めてもずっとわからないままでした。
ある程度理解して、語句を覚えてから進めた方がよかったなと思います。

モチベーションの変化に左右されることはありましたか?

モチベーションの変化はあまりなかったです。
短答落ちした時も、試験日の夜から勉強をしていました。勉強時間が取れなかったので少しの時間でも無駄にできなかったからです。

「ダレル・ロイヤルの手紙」の言葉を思い出し、横たわったままの「敗者」でいることはできませんでした。

資格スクエアを選んだ理由・良かったポイント

資格スクエアの講座を受けていただく中で、良かった講座や教材があれば教えてください。

青本講座レジュメ集は、論文・口述の勉強で非常に役立ちました!
また、論文学習にスッと入って行けたのは、林先生のスモールステップから始める論文対策講座のおかげです。それから菊池先生のお話、もっと聞きたかったです。

↑スモールステップで、躓きにくく効果的に論文力が身につく
林講師の論文対策講座

菊池講師・林講師にはどのような感想を持たれましたか?

まず菊池先生について、私はお話が大好きでした。
実務家としても大学の先生としてもご経験が豊富で、過去の法改正について「その時実務ではこんな感じでした」と話してくれる内容が興味深く、記憶定着にも一役買ったと思います。またお話の中に「実際に弁理士になった後」を垣間見ることができ、私にとってはモチベーションの元でした。

また、菊池先生の講義は試験合格のテクニック論でなく、弁理士として根本的なことを教えてくださったと思っており、本当にこちらの講座が取れたことが今後に役立つと感じています。

林先生は非常にわかりやすかったです。
論文の解き方についてしっかり同じ手法を取られていて、実際に問題を解く時に「林先生の手法をしないと!」と思いました。論文で安定的な点が取れたのは林先生のおかげです。

資格スクエアはどんな方にお勧めできそうでしょうか?

自分で地道に学習できる方、通信講座をご検討されている方に特にお勧めです。
「皆、資格スクエアの講座を受けたらよいのに!」というのが本音です。

論文を受ける方は林先生の「論文書き方講座」が最適ですし、菊池先生の講座はテクニックだけでなく合格後も心に残るのではないかと思います。

弁理士試験合格の先には
実務の世界が待っている

最後に、これから受験をする方に向けて一言メッセージをお願いします!

育児、介護、お仕事など、皆さん色々なご事情があるかもしれません。
ですが、めげずにスキマ時間を見つけて勉強してください。

この試験はコツコツ努力を積み重ねることで合格できる試験だと思います。

それから、健康を害すような勉強は控えてください。
資格の取得はゴールでなく、その先に本番の実務が待っていますから。