S.S 様
30代前半
メーカー知財部勤務
2回(資格スクエアでは1回)
基礎・短答・論文パック
論文添削ゼミ
メーカーの技術部に7年勤め、自分の意志で知財部に異動しましたが、すぐに二人目の子供の産休にはいってしまい復職後のキャリアに不安がありました。
知財経験ゼロだったので、復職後少しでも仕事をしやすくするために勉強を決心しました。
はい、大学の工学部を卒業後、大学院でも工学を専攻して修了しました。
選択科目は免除でした。
基礎講座、論文講座を含めての価格が他社よりも圧倒的に安いことが何より魅力的でした。
さらに、論文添削ゼミでは添削を講師の先生がしてくださることも、他社には無い魅力だと思います。
論文合格者は無償で口述模試が受けられるなど、特典も多かったです。
生まれてくる子供の大変さが不透明だったので、高いお金でしっかり講座を取る勇気はありませんでしたし、手を出しやすいお値段で挑戦するきっかけになった気がします。
↑論文合格したパック受講生は
無料で口述模試を受けることができます
2022年の夏に勉強を開始し、2023年の短答に合格。2024年に論文と口述を突破し最終合格となりました。
育休中の勉強ということもあり、スキマ時間を活用した勉強しかできませんでした。
とにかく始めは基礎講座を倍速で繰り返し聞き、冬頃から過去問を回すことに専念しました。机に座ってじっくり勉強ができなかったので、論文の勉強はこの年はあきらめ、2023年は短答合格を目標に勉強を進めていました。
勉強一年目の育休中は赤ちゃんが寝ている時間を勉強に費やしました。なので、子供の成長に伴ってお昼寝時間が減れば割ける時間も少なくなるため、安定した勉強時間は確保できませんでした。
勉強二年目は復職していたため、リズムができ、安定した勉強時間を確保できました。
平日は朝4時頃に起きて、子供が起きるまで2~3時間、昼休み1時間程度。休日は朝4時から9時、子供の昼寝時間2時間を勉強に充てていました。週あたり多くて30時間ほどだったと思います。
試験直前の1ヶ月は、土日に子供を親戚に見てもらうことができたので、休日は8時間程度勉強できました。平日はあまり増やすことができなかったので、足りないと思ったときは年休を充てるなどしました。
勉強開始間もない時期は、とにかく言葉に慣れるという意味で講座をたくさん聴いて、用語の意味や法の全体像をつかむのに必死でした。「知識が点でもいいから詰め込もう」という気持ちで勉強をしていたと思います。
合格直前期になってくると、知識がある程度増え、点だった知識が線になり、事例への当てはめや問題の題意を把握できるようになってきていました。
また、論文や口述に関しては特にヤマ当て要素も強くなってくるので、過去問の出題テーマから、どこを重点的に勉強するか決めて勉強のやりこみに強弱をつけていたと思います。
製本された青本の読み込みはやらなくてよかったと後悔してます。
林先生の青本講座で、趣旨系の問題はカバーできました。青本講座はそれぐらいしっかり選ばれた内容だと思います。
↑合格者をして「青本対策はこれでOK」と言わしめる
青本講座とレジュメ集
模試の結果で順位が低かったときや、子供の体調不良で勉強が思うように進まないときは何度も勉強をあきらめようと思いました。
ただ、育休中の子供との貴重な時間をある程度犠牲にして勉強をしていたため、これまでの勉強時間を無駄にしたくないという思いが強かったです。何度も自分に言い聞かせてモチベーションを維持してきました。
講師陣が受講生と密接に関われる体制になっているところです。
論文添削ゼミでは、問題作成や添削を熟練の講師がやってくれることが、なによりも安心感があり、信頼できました。
また、質問対応も迅速で丁寧なので、気軽に相談できたことも助かりました。
さらに、私は一年目は資格スクエア受講生でしたが、二年目は資格スクエアの講座をとっていませんでした。
それでも口述模試を無償で受けさせてくださったり、祝賀会に招待して頂けたので、こちらの講座をとってよかったと心から思いました。
今後後輩や誰かに予備校を勧めるときは、迷わず資格スクエアを推したいと思います。
菊池先生は講義に適度な雑談を交えてくれる上、口調がラフなこともあり、初学者の私にはとても聞きやすかったです。また、菊池先生の板書のノートは、法体系をわかりやすく端的にまとめてくれているので、振り返りや知識の整理に役立ちました。
林先生は、論文問題が素晴らしく、一回の演習で多くの論点を拾えるようにかなり考えて作られていると感じました。論文の勉強は、林先生の問題を全て解けるようになればある程度書けるようになると思います。
「論文解き方講座」「論文実践講座」の問題は何周も解きました。
基礎講座の内容が初学者にもわかりやすいため、知財経験がない人にお勧めできます。
また論文対策講座と青本講座は点を取りに行くためのポイントが詰まった講座なので、論文で足踏みしている人は林先生の論文講座をお勧めしたいです。
手を出しやすい価格なので、新入社員など、まだまとまったお金を出すのに躊躇するような年代の若手にもぴったりだと思います。
弁理士試験は覚えることがかなりたくさんあるため、勉強時間を確保すること、勉強を続けることに相当の覚悟がいる試験だと思います。
ただ、受験をして改めて「努力が報われる試験だ」と実感してます。なので、資格スクエアの講師の方々のやり方と自分を信じて、とにかく諦めずに続けてください。