Y.T 様
30代前半
開発職勤務
3回(資格スクエアでは1回)
基礎・短答・論文パック
論文添削ゼミ
私はソフトウェアの開発に携わっていますが、このまま仕事を続けた将来を思い浮かべた時にあまり希望が見えませんでした。
弁理士なら、今まで学んできたことを活かしながら専門性の高い業務をできそうだと、魅力を感じたことがきっかけです。
周りに受験勉強仲間がいない中で、自分を律して頑張ることができるかは不安に感じていました。
しかし、「今のまま何もせずにずるずる働き続けるよりは良いか」と思い決心しました。
はい、理系で薬学部でした。
価格が安いにもかかわらず多くの合格者を輩出している印象を受けたため、まず、23年度の論文試験前に論文添削ゼミ(直前ファイナル論文添削ゼミ)を受けました。
解説講義を受講して「わかりやすい」と思ったことが決め手となり、その年の論文不合格がわかってから受講を開始しました。
↑菊池講師の解説講義と林講師の添削が魅力の
論文添削ゼミ
(画像は24年度合格版「直前ファイナル論文添削ゼミ」)
開始当初は「いつまでに合格する」とあまり明確に意識していませんでしたが、初回受験(22年度)をして意外と惜しい結果だったので「23年度に受かりたい」と思うようになりました。
その後、23年度に短答式試験に合格、24年度に論文式試験・口述試験を突破し、最終合格した流れです。
資格スクエアで受講を開始してからは、こんな感じで進めていました。
・試験不合格後の年内 → ほぼ0時間/週
・1~3月 → 20-25時間程度/週
・4月 → 30時間程度/週
・5~6月 → 35-45時間程度/週
・論文式試験後~論文合格発表前 → ほぼ0時間/週
・論文合格発表後~口述試験前 → 30時間程度/週
勉強開始当初は、「条文の素読が大事である」と聞いてはいたものの「とにかく問題さえ解ければなんとかなる」と思ってしまい、基礎講座を受講した後、過去問最優先で進めてしまいました。
しかし理解が深まるにつれて、条文を読むのが一番手っ取り早く、全体を復習できることに気づきました。
論文式試験に合格できたのは、林先生の論文講座のおかげが大きいと思っています。
「答えがどうなるか」ではなく、「どのように答えを導いていくか」が中心の講義でした。これさえやっておけば大体の問題はある程度できるようになる気がしたのですが、まさにその通りでした。
また、「これは覚えましょう」を明確に示してくださったのもやりやすかったです。
あとは論文添削ゼミで、色々なパターンで間違える経験ができたので、引き出しが増えて良かったと思います。
↑タブレットのノートアプリと資格スクエアのPDF教材を利用した
Y.T様の学習例
学習初期に一回で理解しようと丁寧に勉強しましたが、これは不要でした。
丁寧に勉強するほど、全体を一周する期間が遅くなり、始めに戻ってきた時に全て忘れていたためです。
それから、いわゆる論文の写経も必要ありませんでした。
写経をしているうちにわかってくるという話を聞いたことがあったので真似をしましたが、時間と疲労に対してリターンが見合いませんでした。
受験仲間がいなかったので、モチベーションの維持は大変でした。
対処法として、SNSで他の弁理士受験生の方を見て危機感を感じさせてもらいました。
また、頑張っている人の姿(スポーツ、オーディション番組など)を見ることで、「自分も頑張らねば」と刺激をもらっていました。
運動をして脳に血を巡らせることで、リフレッシュするようにも心掛けました。
「合格できたポイント」として林先生の論文講座の良さをお話ししましたが、それ以外に挙げるならば基礎講座と基礎講座レジュメです。
私は菊池先生の講義メモを基礎講座レジュメに書き込んでいたのですが、これは論文の勉強でも口述の勉強でも辞書的な使い方ができました。「気になったことがどこかしらに書いてあるもの」ができて重宝しました。
機能面としては、講義の再生スピードを最大3倍まで0.1倍刻みで変更可能で、バックグラウンド再生も可能なところや、各教材をPDFで保存できる点もよかったです。
↑オンライン特化の資格スクエアは
倍速機能など、オンライン機能も充実
菊池講師は「そもそも」の話をたくさんしてくださいました。暗記に頼らずに印象に残るような説明が多く、とても役立ちました。
林講師は論文の問題の解き方をかなり具体的に教えてくださいました。教わった手順通りに解くことで、明らかに問題が解けるようになる感覚がありました。
素直な人です。実際に受講してみて「言われた通りにやることが合格への近道」だと感じたからです。
また、倍速機能やバックグラウンド再生の利点を考えると、移動時間を有効活用したいような忙しい人にもお勧めだと思います。
振り返ってみると、受験勉強を通して「時間の使い方」や「物事への興味の幅」など、自分自身の変化を感じます。
また、ダラダラと普通に過ごしていたら味わえなかった緊張感、悔しさ、達成感を得られたのは良い経験でした。
資格スクエア弁理士講座は、菊池先生、林先生を信じてついていけばちゃんと合格できる講座だと思うので、上で挙げたような副産物的な点も楽しみつつ、頑張ってください。