短答・論文・口述からなる弁理士試験の全てに通じる「土台」となる知識を、法律の解釈を理解しながら学びます。
弁理士業は技術的な知識も要求されますが、弁理士試験の出題科目である特許/実用新案・意匠・商標などは純然たる「法律」であり、条文の暗記や詰め込みではなく、「要件-効果」「原則-例外」「趣旨」などについて正しく"理解"したうえで、"適切に使いこなす"という法律的な素養が求められます。
基礎講座では、試験合格に必要な知識のほか、そういった素養までも身に着けていきます。
初学者の方はもちろん、中上級者の方でも断片的な知識を整理し、全体の理解へつなげる講義としてお使いいただけます。
理系出身の方など、法律学習の経験がない方にとっては、学問としての法律の魅力・面白さも感じながら学習いただける内容になっています。
多数の合格実績を誇る菊池講師だからこそできる、盤石な基礎講座です。
①合格に必要な知識をゼロから習得!
弁理士の試験科目となる特許法・意匠法・商標法などは、法律の中でも特別法と言われている部類のため難解で理解しづらい科目といえます。
「基礎講座」では、弁理士試験合格に必要な「法律の基礎知識」とともに、各法律の特徴を踏まえた理解を重視する講義をしていきますので、初めての方でも安心して受講いただけます。
②【基本に忠実・条文重視】ごまかし無しの本質的な理解!
講座を担当する菊池講師のモットーは、「暗記」ではなく「理解」。
知識の詰め込みや小手先のテクニックに走るのではなく、基本を大事にした、条文理解にどこまでも忠実な「王道の法学」とでもいうべき講義を展開していきます。
短答・論文・口述からなる試験すべてのベースであることはもちろん、複雑多様なクライアントの要望に「知財のプロフェッショナル」として向き合う、弁理士の実務における根底となる知識を理解・習得していく基礎講座。ぜひごまかし無しの、本物の理解を手に入れてください。
↑基礎講座のテキストは、菊池講師による「深イイ」激励のメッセージから始まります
③実務的な話も盛り込み、将来を見据えた講義!
講義は、受験指導のみならず実際の実務にも精通した菊池講師が担当します。
試験に役立つ情報に加えて弁理士として求められる知識を自然と身につけることができるため、合格後のイメージを掴みやすく、モチベーション維持にも繋がります。
Q:基礎講座はどのように進めるべき?
よく「基礎講座はどのように進めるべきですか?1講義ずつ完璧に習得してから、先に進むべきでしょうか?」というご質問をいただきます。
これに関しましては、上のような進め方ではなく「3~4割くらいの理解度で良いので、なるべく早く全体を一周させ、まずは体系を掴む」やり方がお勧めです。
法律は相互補完性が高く、全体のイメージを掴んで初めて部分部分の条文の位置づけや意味が分かることが多いです。そのため、いちはやく全体像を掴んだうえで、周回数を重ねながら少しずつ理解度を上げていくのが結果的に早道です。
逆に、部分部分を完璧に仕上げてから先に進んでいく方法では、法律が上のような性質を持っているため「時間をかけて勉強しているのに、少しも理解が進まない、、」という袋小路に陥りやすく、また終わりが見えない不安から学習のモチベーションも維持しにくくなってしまいます。
学習開始後は、基礎講座をなるべく早く一周させ、その後は試験までにインプットを完璧にするつもりで、各講座と並行しながら数周回していく使い方がお勧めです。基礎講座で扱う内容は、形を変えて他の講座でも登場しますので、相乗効果で飛躍的に理解が高まります。
また、法律は概念的・抽象的内容も多いので、「アウトプット問題を使って、基礎講座の内容を具体化する」ために「論文書き方講座」を並行して進めていただくと、より一層理解が深まります。