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      資格スクエア司法試験講座 合格体験記(新城新太様)

      2018年度司法試験合格 新城新太様

      新城新太様

      予備試験合格者こそ加藤先生の講座をとるべきです。

       

      <新城新太様ご情報>

      20代/予備試験経由/500番台合格/1回目合格

      <受講講座>

      過去問パーフェクト(現:過去問コンプリート2019) 

      資格スクエアでの司法試験講座を受けて

      まず、加藤先生の過去問講座はホワイトボードを用いて論点の解説(不真正不作為犯など)や答案構成のやり方、処理手順(伝聞や行政裁量など)、関係図(民法や会社法など)を視覚的にわかりやすく説明してくれるので理解がしやすいです。
      次に、おそらく司法試験予備校業界で一番過去問を研究しているであろう加藤先生が出題趣旨・採点実感を全て読み、受験に必要な限度で抜粋、マーク指示をしてくれるので自力で膨大な出題趣旨等を読み込む手間が省けます。
      また、司法試験特有の書き方や再度の出題可能性が高い論点などは講義の中で強調して「ここは押えてください」と言ってくれるのでメリハリがつけられます。
      私は予備試験経由で司法試験を受験したので、予備合格後から選択科目の勉強を始めました。すると、選択科目と並行して司法試験の過去問対策をしなければならなかったため、自力では膨大な量がある出題趣旨・採点実感を読み込むことができないと考えました。そのため、誰よりも過去問を研究しているであろう加藤先生の講座を受講し、上記のようにマーク指示のされた部分だけを読み込むという出題趣旨の良いとこ取りをしようと考えました。この考えが功を奏し、出題趣旨の読み込みを最低限に絞れたおかげで知識も定着させやすくなりましたし、本番の試験でも役立ちました(不作為犯や行政裁量など)。
      私は、予備試験から司法試験まで時間がない予備試験合格者こそ加藤先生の講座を受講すべきだと思います。予備試験合格者は司法試験に合格する基礎学力は既に身についていると思います。しかし、司法試験には、司法試験特有の書き方などがあり、その対策を怠ると予備試験合格者でも普通に落ちる試験です。そこで、加藤先生の講座を通して、これらの司法試験特有の対策をすることで予備試験合格者は司法試験を確実に合格する力が身につけられると思います。
      また、加藤先生の講座は若干知識の要求レベルが高く、予備試験を戦えるほどの基礎学力がついていないと消化しきれない面もあります。こういった観点からも、予備試験合格者こそ加藤先生の講座をとるべきだと考えています。

       

       

      司法試験を目指したきっかけ

      私の父は、学生時代に法曹を志していましたがその夢は叶いませんでした。そのため、息子である私に弁護士になってもらいたかったようで幼い頃から弁護士になることを勧められていました。その影響で漠然と司法試験を目指し始めましたが、勉強を進めていくうちに法律の背後にある利益衡量などに面白みを感じて本格的に司法試験を目指すようになりました。
      周りの友人たちが就職していく中で受験生をしていたので、自分だけ人生の時が止まったというか取り残されたような気持ちでした。そのため、合格した時は嬉しいというより、やっと人生の時が動き出したとホッとしたのを覚えています。それと父の夢を叶えられたという満足感がありました。

       

      資格スクエアを選んだ理由

      加藤先生のことはTwitterを通して知っていましたが、当初は「びょうそくで司法試験」という言葉が胡散臭く感じ敬遠していました。しかし、加藤先生の講座をとっていた合格者の先輩からおすすめされたことと、ネットで公開されている過去問講座の無料サンプル動画を見て問題文の読み方からコンパクトな論証、明快な処理手順の説明に感動したことから一瞬でファンになり、受講を決意しました。
      また、私は息抜きも兼ねてYouTubeをよく観るのですがそこで配信されていた資格スクエアの「88.7チャンネル」や「独学部」を観て鬼頭先生から元気をもらっていました。そういった点からも、資格スクエアにいい印象をもっていました。

       

      有効だった勉強法

      加藤先生を信じたことに尽きます。
      世の中には色んな予備校講座や演習書が次から次へと出てきてあれもこれもと色々手を出したくなります。しかし、色々手を出した結果として、どれも中途半端になって結局身にならないことが一番やってはいけないことだと考えていたため、過去問は加藤先生の講座以外では勉強しませんでした。市販の再現答案集なども見ていません。
      実際、加藤先生の講座だけでも相当の情報量がありますし、それを自分のレベルに合わせて取り入れるだけでもかなり大変でしたのでこの戦略をとってよかったと思っています。
      また、私は過去問コンプリート講座を受講していたのですが、結局全年度分の過去問を解くことはせずに、セレクト45の過去問を中心に解いていました。
      これは、加藤先生からセレクト45の問題を1周したら、セレクト外の過去問を解くのでなく、またセレクト45の問題を解いてきちんと講座で言われたことが身についているか確認した方がよいとaskでアドバイスを受けたためです。これによりセレクト45の過去問の2周目を解いたのですが、そこで1周目の知識に引きつけて問題文を曲解して読んでしまっていたこと、コンパクトな書き方が実際書くとできなかったことなど多くの反省点があり、自分のできなさに絶望しました。ですが、この経験からセレクト45の問題を3周することにし、最終的には自分のものにすることができました。
      今年の問題は過去問からの類似問題(憲法、行政法、民訴、刑法、刑訴にて)もかなりあったため、上記の作業が合格に大きく寄与したと思っています。

       

      受験生に向けて

      私は地方在住ですので地方在住の方へ向けたメッセージを書きます。
      地方在住ですと入ってくる情報量が首都圏と比して少ないです。私の環境は、周りに合格者も少なければ、通学型の予備校もありません。そういった中でまずは情報格差があることを自覚して積極的に情報収集することが重要です。私の周りではそもそも情報量に差があることを自覚している人が少なかったように感じました。そういう状況ですと、数少ない合格者の言うことやローの先生の言うことを鵜呑みにしてしまい合格に直結しない学習をしてしまいがちです。そのため、SNSやブログなどを利用し、情報収集すべきです。私は、今までに合格者のブログや体験記を100以上見てきましたしTwitterなども活用してきました。このように多くの情報を得て自分なりに整理すると合格者がやっていた最小公約数や不合格者のやっていた失敗談がある程度共通していることに気付けるかと思います。これに気づければ、勉強法でも「大外し」はしないと思います。
      地方在住ですと受験のために飛行機で移動しなければならないなどコストがかかります。また、周りに一緒に勉強する仲間がいなかったりしてモチベーション維持や受験生の相場観のイメージが難しい面もあります。ですが、ネットや資格スクエアのような通信型予備校の普及により旧試験の時よりは地方在住者でも勉強しやすい環境にあると思います。SNSの利用により受験仲間ができることもあります。模試、答練の会場受験ができなくても自宅で時間を計って答案作成することで同じような効果を得ることができます。そして、加藤先生の過去問講座のように良質の講座を受講することで首都圏の学生に負けないような過去問分析や点の取り方が身につけられます。このようにやり方次第で道は開けてくるかと思いますので、諦めずに勉強を続けていただき是非合格を勝ち取っていただきたいです。