【目次】

自分にとっての「意味」を大切にする

「明るい未来」と「待ち受ける壁」

 

皆さんは、なぜ弁理士試験を受験しようと思われましたか?

「勉強が辛くなってしまった、、」
「モチベーションが上がらない、、」

このような時は「何のために勉強しているのか」という原点に立ち返ることで、
再度勉強にポジティブに取り組めるきっかけとなります。

 

自分にとっての「意味」を大切にする

これから弁理士になることを目指される方がどのような想いで始められるのかを知りたく、
しばらく実施させていただいていたアンケートにも「弁理士を目指している理由」の項目を設けていました(ご協力いただいた皆様、ありがとうございました)。

回答は、「キャリアアップ」「弁理士の仕事内容に魅かれた」「将来に対する不安」その他という順でした。

もちろん、複数に該当する方もいらっしゃると思いますので、明確に順位付けができるわけではありませんし、どの理由が良い悪いでもないかと思います。

 

ただ、これらの弁理士を目指す理由が、皆さんを突き動かす根源的なエネルギーであることは間違いありません。

私は、人は自分で意味があると納得してることでないと全力を出せない、と考えています。

なぜなら、自分自身がそうだからです。私は弁理士講座を担当していますので、当然「売上目標」もありますが、
この数値目標に対して私のモチベーションはピクリとも動きません。

私にとっては単なる数値でしかない売上という指標を追うことに意味を感じることができないからです。

ただ、受講者数という人数には意味を見出すことができます。

上記で見たように、皆さんが弁理士を目指される理由はまちまちですが、ビジョンを描き、それに向かいスタートを切られた方の数、というストーリーを感じられる数字に思えるからです。

 

私などの例を出して恐縮ですが、つまりは、皆さんにも「日々の勉強」「想い描く将来」を結びつけるストーリーを思い出していただきたいのです。

「現状の仕事に留まらず、専門性を武器に新しいことに挑戦したい」
「知財戦略という側面から企業を支援できるようになりたい」
等のビジョンを再確認することで、モチベーションが復活するきっかけとなります。

上記では、カッコいい理由を例として挙げましたが、ビジョンの大きさは関係ありません。
自分にとって意味のある理由が力に繋がります。周りは関係ありません。

私自身、公認会計士を目指した最初の理由は、ある本の中で「会計士は会社にとっての医者である」という言葉に出会い、カッコいいと思ったという単純な理由です。

後に知ることとなった公認会計士法に挙げられている「投資者及び債権者の保護等を図り、もって国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする」という崇高な理念など抱いていませんでした。。

 

「明るい未来」と「待ち受ける壁」

モチベーションの上がるビジョンを想い描いた後は、
「それを実現するにあたっての、現実的なハードルを意識することが大切である」ということをある本で知りました。

単に「なりたい像」をイメージするだけでなく、それを実現するにあたっての「ハードル」に目を向けることで、
普段見過ごしがちな障害に気づき、それを乗り越えるための具体的行動に繋がっていく
という理由であったと記憶しています。

とても納得感がありました。
どれだけ強く想ったとしても、行動を変えない限り現実は動いていかないということは明らかですからね。

 

私は、受講生の皆さん全員に合格していただきたいと強く思っています。

ただ、私には皆さんの行動を変えることなどできませんので、
並走をし、少しでも何かの役に立てばと、このような応援メッセージをお届けしております。

弁理士試験の合格は皆さんにとって、「目標」であって「目的」ではないはずです。

弁理士となってから実現したい将来像を想い描き、立ちはだかる壁を乗り越えていってください!

 

 

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~知財人材それぞれのキャリア~

 

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