K・S様
18歳
学生
1回
森Tの短期集中合格講座
私は今、自分の興味がどこにあるのか、どんな仕事が適しているのかを探るため、いろいろな資格にチャレンジしています。行政書士の資格もその一つとして学習してみようと思いました。
ただ、思い立ったのが試験の約3ヶ月前だったこと、他の資格と同時進行で学習することもあって合格は目指していませんでした。結果的にはギリギリ合格していましたが、「もう少し時間を掛けてしっかり学習したかったな」と思っています。
資格学習にはいつも市販テキストを使用しますが、今回は受験を決意してから最初の試験日までが短く、「テキスト選びに時間割くの嫌だな~」と思いながらネット検索していたら、たまたま【森Tの短期集中合格講座】の広告があり、なんとなく気になってお試し動画を見たら面白くて、「まあ今回合格できなくても導入として無駄になることはないだろう」と思い選びました。
森先生の声質と滑舌の良さが一番良かったです。少しだけ聞き取れなかったり、読み方間違いもありましたが、そんなときは画面に向かってツッコミを入れていました笑。
独学で一人でテキストを読み込むのとは違う新鮮さがあり、楽しかったです。また、六法や判例六法を読んでみようと思って挫折した経験があったので、森先生が条文を区切りながら解説や注意ポイントを強調して読んでくれて、とても理解しやすかったです。
3ヶ月しかなかったため、学習スタート時は講義動画をザーッと飛ばしながらチェックし、とにかくテキストに強調マークを入れ終えることだけに集中しました。それが終わったら、講義動画の速度をちょこちょこ調整しながら、森先生の言っていることや、自分で必要だと思ったことをテキストに書き込む作業を集中してやりました。
ここまでの作業は、量が多くて辛い作業でしたが、最後までやり遂げたら森先生が褒めてくれる動画に辿り着いて嬉しかったです。私は引っかけ問題を解くのが嫌いなので、過去問の問題もすべて正解の文章になるように修正作業をしました。そこまで済んだら、あとはテキストを読んだり、過去問を読んだりしました。
時間が無さ過ぎて、講義以外に配信される森先生の動画に結局一度も参加できず、ちょっと残念でした。
最初のテキスト作りは必死だったのでモチベーションが下がる暇はありませんでしたが、内容が理解し難かったり、裁判の判決内容が腑に落ちず悶々としてしまって、モチベーションが下がることがありました。
そんな時は、親が払ってくれた受講代と、森先生の「試験に受かるためには割り切りも大事」という教えを思い出し、取り敢えず、今はその疑問は飲み込んで先に進むよう思考の軌道修正をしながら、なんとか乗り切りました。
最初は内容を理解するのにいっぱいいっぱいで、森先生の言うことを守って全面的に頼っていく感じでしたが、徐々に内容が頭に入ってくると、自分なりの考え方や理解の仕方を模索するようになり、自分に適した学習方法に変化していったと思います。
例えば「法令択一クエスト」も最初は毎日頑張ってやっていましたが、私の場合は紙媒体が好きなこともあり、途中から講義内容をすべて書き込んだテキストや過去問を紙で読むことだけするようになりました。
最初から六法を読み込む勉強方法はやらなくて正解でした。
せっかくスタート地点に立っても、いきなり入口で躓いてリタイアすることになりますし、以前挑戦して失敗した経験からも、これはやらなくてよかったと思います。
森先生の講義はスタートで躓かせず脳の拒否反応を抑え楽しいと思わせることで「もっと知りたい、調べたい」に繋げていってくれるので、棚の奥に追いやっていた六法に、ふっと手が伸びるようになったのが嬉しかったです。
あと、ギリギリで合格を狙う戦法であれば、森先生が「飛ばす」と言ったところをちゃんと飛ばすことかな、と思います。
導入は森先生に全面的に頼り、フレーズや内容が頭に入って来たなという手応えを感じ始めたら、自分の身近なことに置き換えて想像したり、「自分が行政書士なら相談者にどうやって答えるか、教えるか」などを家族と話し合ってみたりしたのが良かったかなと思います。
例えば、登場人物のAは自分にして、BやCを好きなアニメキャラに置き換えてみたり、動産もより自分がわかりやすい物に置き換えてみたり、裁判の判例も「どんな当事者たちでどんな考え方の裁判官だったのかな」とか想像するようにしました。中学校の現代社会の内容や簿記検定の学習内容が役に立ったと思います。
森先生が法律の文や問題文を読み上げてくれることが最大のポイントだと思います。
憲法や法律の学習をしてみたい人や、六法の字が密で小さくて読みにくく難解な用語の読み方がわからないという人には特にオススメだと思います。易しい言葉で解りやすく解説してくれるので「法律って気になるけど、難しそう…」と思ってる方の学習導入にはピッタリだと思います。
私は試験にギリギリ合格しただけで、まだ行政書士を仕事として目指すかはわかりませんが、一歩踏み出して学習をスタートさせたこと自体が重要だと考えているため、この経験はこの先の私の進路に確実に良い影響があるのは確かです。
森先生の最短講座で学習した範囲以外の部分も、今回は割り切って覚えた部分も、より深く学習する必要があると思っています。ただ、そう思えるのも、やはり学習をスタートして試験に挑戦してみたからこそです。いろいろ学習していると「知らないままでいること」が、いかに生活に差をもたらすか感じます。
また、学習している内容に納得できないと感じる部分や、もっと深く知りたいと思う部分もでてきますが、それはとても有意義だし、学習しないという選択もできる中で、学習することを選択したこと自体がすごく良いことだと思います。
行政書士に限らず、いろいろなことを目指すことを決めて、一歩を踏み出し続けていれば、必ず何かに辿り着くと思うので、今後も頑張っていきたいと思います。