受講生 合格体験記

合格に近道はない
民行の基礎を重視して、見事合格!

吉岡様

  • 年齢

    60代前半

  • 職業

    会社役員

  • 受験回数

    1回

  • 主な受講講座

    森Tの中上級合格講座

基礎から法律を勉強してみたい

行政書士試験合格、おめでとうございます。試験合格を目指した理由について、教えてください。

社内で契約に関する業務に携わっていますが、法律の基礎知識を欠いていたため、いわゆる「めくら判」を押して決裁する毎日です。これはよくないと思うとともに、基礎から法律を勉強してみたい気持ちが強くなりました。
しかし、単に勉強と言っても何か目標がないとモチベーションがわかないと考え、知人から行政書士試験の受験を勧められ、受験を決意した次第です。

資格スクエア講座をお選びいただいた理由を、教えてください。

ユーチューブがきっかけです。森講師の動画をたまたま見つけて閲覧していて、非常にわかりやすいと感じました。そのわかりやすさは、耳障りのよい言葉と話し方にあり、解説も丁寧でした。
そして、なんといっても気に入ったのは、やらなくてよい項目を的確に教えていただいたことでした。私のような仕事とかけもちの勉強では、選択と集中が欠かせません。無駄な知識を極力、排除できたと思います。

講師の森T(森 広志 講師)について、ぜひご感想をお願いします。

驚いたのが字がとてもわかりやすかった点でした。
記述があるため、どのように書けばよいのかを丁寧に教えていただいたという印象です。
送っていただいたテキストから、時に脱線したのもよかったです。コーヒーブレイクはやはり必要で、詰込みばかりでは成果も上がりません。適度なオンとオフがある講義でした。

継続は力なり
毎日やり続けたことが、結果に繋がる

1週間の平均学習時間について、教えてください。

毎朝、通勤電車のなかで講義動画を閲覧し、最寄りの喫茶店で問題を解く、という単純な作業を繰り返していました。おそらく1日最大で2時間程度しか勉強できていなかったのではないかと思います。それでも、毎日やり続けたことが結果につながりました。
継続は力なり、です。

学習モチベーションには変化はありましたか?また下がってしまった時の対処法について教えてください。

毎日問題を解くのは時として飽きてきます。問題を見ただけで正解肢がわかってしまうようになり、つまらなくなっていました。そんなときでも、新しいことはせず、なぜ、これが正解なのかを深く追求してみるようになると、自然と勉強が面白くなりました。
時には脱線して、民法に関するわかりやすい新書を読んでみたり、会社法の解説本などに手を伸ばしてみたりして、興味を持ち続けていたこともよかったのかな、と考えます。

勉強開始の頃と試験直前期で、勉強法や考え方に変化はありましたか?

試験の範囲がとても多くて、最初は高い山に登っていくような気分でした。しかも、頂上も見えない孤独な闘いです。頂上に向かうためのあらゆるルートを探すために、一度は山を下りることも必要でそれはかなりつらかったと振り返って思いました。
しかし、全科目を一通り終えたときからは非常に楽になりました。
すべての科目の重要論点を整理し、直前期は「法令択一クエスト」を活用してひたすら問題を解いていました。

やらなければよかった勉強法・やらなくてよかった勉強などはありますか?

今から考えると、商法の勉強は不要ではなかったかなと感じます。条文は多く、それゆえに範囲が広い割には得点が低い。その分、行政法や民法に力を注げばよかったと思います。やはり、記述の得点は大きいので、この二科目を重点的に勉強することは必要不可欠です。

学習全体を振り返って、今回合格できたポイントについて教えてください。

本当にぎりぎりの合格点だったため、1月29日の合否も確認しませんでした。合否通知書が届いても半信半疑でした。
正直言って、よくわかりませんが、行政法と民法はしっかりと基礎を固めること、重要論点は記述でしっかりと書き込めるようにしておくこと。それと、時事問題はいつも気にしておかねばなりませんね。仕事柄ですが、新聞は日経、読売、朝日を購読しているので、これは大いに役立ちました。

一歩一歩、前に進んでいく

資格スクエア講座はどんな方にお勧めできそうでしょうか?

中上級講座なので、初学者には不向きのように思います。内容はわかりやすい一方で、結構高度でした。たとえば他社の問題集などをこなした人が物足りなさを感じたときに、手を伸ばしてみる。そんな講義であるべきなのかな、と個人的には思います。

最後に、これから行政書士を目指す方へメッセージをお願いします!

えらそうなことをいうつもりはありません。私が敬愛するイチローの言葉を紹介したいと思います。
「遠くに行くには、一歩一歩、前に進んでいくしかない。近道はないのです」