赤井様
38歳
会社員
2回(資格スクエアでは1回)
森Tの中上級合格講座
色々な仕事を今まで経験してきましたが、特別な経歴や資格がないままだったので、今後の人生を考えたときに「何か国家資格を取得しよう!」と決心しました。
一応は法学部を卒業しましたが専攻は刑法で、行政法などは間違いなく初学者と同じレベルでした。働きながらの勉強になりますが、「今が一番若い」と腹を括って勉強を開始しました。
通信で勉強出来ることが前提で、尚且つあまり煽るような話をする講師は付いていけなくなると思っていたので、働きながら勉強するということもあり、「なだめすかして励ましてなんとか勉強するモチベーションを維持させてくれるような、口当たりまろやかな講師」に教わりたいと思っていました。
色々探してみましたが、旧Twitterで森Tのアカウントを見つけて、「正に!」な講師像だったため、1回目の不合格を知ってから2日で中上級に申し込みました。
最初に見つけた旧Twitterのアカウントでの印象通り、わたしの求めていた、なだめすかして目いっぱい励ましてくれる講師でした!!!
講義も、とても分かり易い説明で、すーっと頭に入ってくる内容でした。森Tでなければ2年目の勉強は乗り切れなかったと思います。
平日は基本3・4時間。19時から23時をメインに、24時には寝ると決めていました。勉強し始めてから睡眠の間に記憶が定着するんだという事を実感したので、睡眠時間は削りすぎないようにしました。9ヶ月続けられる習慣にすると考えて、出張先などでも出来るペースに決めました。
2年目ということもあり、基本は問題集を周回することをメインに勉強をしていました。1回目の試験から合格発表までの約3ヶ月は勉強していないおかげで、覚えている箇所と忘れている箇所がハッキリ出たので、忘れたところと弱いところの講義を倍速にせず聴いていました。基本は過去問をぶん回しです。
あとは普段スケジュールなど立てない人間ですが、進捗を把握するのと1日のノルマを明確にするために、忘却曲線にそったスケジュールをつくりました。反復するスケジュールまでビッチリ作り、出来うる限りそれに沿って過去問を解いていました。
2月から5月は1回目の不合格が物凄いガソリンになってハイペースで勉強ができました。
自分で作ったスケジュール通りに進めていましたが、6月はスンっと落ち着きました。全く勉強しない日も週に1日あったり、5月までの熱の高さと6月のモチベーションの落差で風邪を引きそうでした。
しかし、そこは「やるやらないにモチベーションは関係ない、やる事をやるんだ」と言い聞かせて、頭が回らなくとも机に向かい、過去問が全然捗らなかったりテキストの上を目が滑っていっても何とか勉強の習慣を無くさないように、ここばかりはマッチョな精神でゴリ押しました。
勉強法は基本的には変えていません。
強いて言えば、最初の3ヶ月くらいは、過去問を回すことと同時に「調べる」「理解する」ことにある程度時間を割きました。ふわーっとした記憶や知識で解かず、明確な理由をもって◯✕を付けられるようになるため、「周回<確認作業」を重視しました。記述の勉強の布石にもなるので、問題の解説も毎回毎回ちゃんと読みました。
記述の勉強は9月頃からにし、それまでは行政法と民法の過去問をひたすら回していました。
憲法は昔取った杵柄で有名判例の知識は朧げにあったのと、個人情報は社会人として求められていた最低限レベルにプラスオンくらいだったので、あまり注力しませんでした。
初学者の方は、憲法は判例の時代背景と趣旨を合わせて調べると、ただ覚えるのではなく「理解する」に繋がると思います。森Tはこの辺りも簡単な説明があり、分かり易いと思います。
一般知識から基礎知識に変わりましたが、ここも本当に直前まで触りませんでした。ギリギリまで行政法と民法を解いていました。
睡眠時間を削ること。
スケジュールを立ててその通りに進めようと、睡眠時間を削った時期が一瞬だけありましたが、勉強って本当に脳みそがフル稼働するのか、睡眠時間が短いと文字通り消化不良になって折角の勉強したことが全然頭に残らなかったので、一年かけて勉強する方は絶対に睡眠時間は削らないほうがいいと思います。
通勤時間に森Tの講義を聴く。ながら聞きではなくちゃんと聴く。
周回する問題集は一冊だけに絞る。地下1階までダンジョンを攻める経験を100回するより、1つのダンジョンを地下100階まで攻める経験のほうが実力は上がります。
社会人で働きながら通信で勉強したい方で、誰かに励まされたりしながらでないと続けられない自信がある人。講師に煽られたりグイグイされると心が折れる人。丈夫なテキストが欲しい人。自分でちゃんと進捗管理出来る人。
勉強は結局のところ気合と根性と継続力がモノをいいます。暗記が苦手でもフォアグラのガチョウの気持ちになってグイグイ押し込むしかありません。悲しいことに。
あとは多少のテクニックもありましょうが、勉強が苦手だと思っている人はそのような要領のよいことは出来ないでしょうし、わたしも出来ないタイプだったので、愚直に物量にモノをいわせました。「もう入らないよぉ」と泣き言をいう脳みそに過去問をギュウギュウし続けました。
そして合格発表の時の開放感は半端ないです。「もう一年同じ勉強はできない!!」と思えるくらいに、本当に気合をいれて、覚悟を決めて勉強のスケジュールを組みましょう。筋肉と同じように知識は自分を裏切りません。そして少しずつしか育ちません。わたしもまたすぐにプラスの勉強を始めますので、一緒に勉強頑張りましょう!!