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- 2021年度 予備試験合格者の声 今日できることを一つずつ積み上げていくことが大切 高橋さん(学生)
令和3年度
予備試験
合格
※写真はイメージです
大学生高橋 様(仮名)
早稲田大学 法学部3年生
逆算プラン(6期)(※現在の合格フルパッケージ)
約1年半
1回
法学部に入り、法律の勉強の面白さを知ったこと、弁護士という仕事に魅力を感じたことがきっかけで職業として目指すことを決意
勉強は時間より質。アウトプットをすることでインプットを兼ねる
ありがとうございます!
僕は通学時間が片道1時間40分くらいかかるんです。そこでかなり勉強できたのが大きかったなと思います。例えば短答式試験の前なら資格スクエアの短答アプリを使ったり、論文式試験の前なら論証集を覚えたりして。
勉強時間に関してはあまり気にしなくて、質の部分の方を重要視してました。
短答式試験対策は「過去問」が大事かなと思います。
具体的には、資格スクエアの短答アプリと、あとは資格スクエアで配布された紙の短答問題集を解くって感じでやってました。
電車の中で勉強する時はスマホ一つでできるアプリを使い、自分は紙の方が読みやすいし本番の試験も紙なので、家や図書館などでは紙を使ってと、シチュエーションごとに使い分けていました。
短答対策の開始時期としては令和3年の4月に入った段階から始めて、短答式試験までは短答一辺倒でした。なので、直前期には論文はやらなかったですね。自分は試験までに勉強の時間が間に合いそうになかったので、とにかく「論文は短答の勉強を兼ねる」ということで、論文の勉強をずっとやってきました。それで、短答直前だけ短答対策に専念したんです。
論文の内容が分かっていれば、短答はある程度解けるので。
直前期はアルバイト等がなければ図書館にこもって勉強して、資格スクエアさんから送られてきた短答問題集を5周はしました。掲載された問題はシナリオも答えも全部覚えましたね。
ちなみに本番の得点は173点でした。プラス11点だったので、発表が出るまでは受かったのか受かってないのか微妙だなと感じていましたが・・・。ただ、これで短答に受かっても論文を落としたら意味がないので、論文の方を優先してやってました。
「過去問+論証集」ですね。
まず、過去問以上に本番の問題と同じレベルの問題は絶対にないので、過去問重視でやってました。
あとは論証集なんですけど、覚えるだけじゃあまり意味がなくて、それを理解しないと本番に対応できないですし、あまり長々と論証を書いていると時間がなくなってしまうんですよね。自分で理解して必要なものだけ切り取って、そこを本番で使うっていうことが大切になってくると思うので、理解することが絶対必要かなって思います。
自分は時間がなくて過去問は1周しかやってないんです。最初の頃は過去問をやっても絶対に書けないので、講義を聞いて論点が分かった上で答案を書いてみていました。どっちにしても書けないんですけど・・・。
過去問の3年目4年目をやるくらいでだんだん書けるようになってきたので、そうしたらちょっと答案構成をしてみて、講義を見て、その後自分でちゃんと書いてみるという形でやっていました。だから100通を超えるようなボリュームで論文を書いていた感じではないんです。
論証集は特に出やすい論点だと思うので、そこの部分を重点的に基本書を読んで理解していきました。
判例の規範をそのまま書いてあるのはさすがに覚えないと仕方ないので、それは完璧に覚えて。判例の規範ではなく、違った規範を使ってみるみたいなものは、その文をそのまま使わなくてもいい訳なので、一言一句覚えるのではなく自分の言葉で表現できるようにしていました。
自分は「会社法」の勉強に苦労しました。取っつきづらい科目で、最初はすごい嫌いだったんです。
それと、短答の勉強としてずっと条文の素読をやっていたんですね。これでかなり時間を無駄にしたなと・・・。
ゼロから会社法の勉強をやり直すとしたら、とにかく、問題を解くことを大切にしようと思います。
短答の勉強をする際には、短答の過去問を解きながらその答えを覚える。×だった場合は×だった理由を覚える。そして、それに関連する条文を読んでいけばいい訳で、最初から最後まで全部素読することはおすすめできないですね。
資格スクエアを知ったのは、大学の生協から送られてきたパンフレットがきっかけでした。
価格が安かったのもありますが、アウトプットをすることでインプットを兼ねるという勉強の進め方に共感したので受講を決めたんです。
なので、基礎講義の量が多くなく、インプットだけのために無駄な時間を使う必要がなかったことと、基礎問が多いなどアウトプットのための教材が多かったことは、選んで良かったなと思いました。
それと、論証集は最低限の論証に絞られているんですけど、論文式試験ではその論証集に載っている論点が多く出たことも良かったです。
あと、過去問の講義や過去問の添削が非常に質が高く、過去問で出た分野の理解がよくできましたし、答案の書き方もよく分かりました。
集中力を保つために「コンビニに行く」っていうことをやってました。
質の部分を重視して、集中力が切れてしまったら勉強をいったんやめるようにしてましたが、やっぱり休憩でスマートフォンをいじりだすと、気づくと3時間4時間とか経ってしまうんですね。
そこで「絶対にスマホはいじらない」と決めました。大学の図書館で勉強して、集中力が切れてしまったらコンビニに行って、100円くらいで何か買って食べて、そうしたらもう一度勉強する。その繰り返しです。
通知が来たらどうしても見てしまうので、通知が聞こえないようにスマホをバッグの奥底にしまっておきました。あとは外ではイヤホンがないと音声も聞けないのですよね。「もうイヤホンは持っていかない」っていう風にしたら、外で動画も見れないですし、そういった形でスマホから離れてました。
自分は資格スクエアのYoutubeの方を見させていただいて、モチベーションの維持につなげてました。
中でも特に司法修習中の話で、弁護士になった後、検察官になった後、裁判官になった後のお話を聞けるYouTubeがあって、それを何回も聞きました。
自分は弁護士志望なので、「あぁ弁護士になったらこういう生活ができるんだ」という風に思って、勉強する気持ちを保ってましたね。
ほかにも鬼頭さんがお話しされていた年収の話も面白かったです。「年収が高い」と聞いて、やっぱり「なりたいな」とは思いました(笑)。大学生でお金がないので・・・。
それから色々なYouTubeやサイトの情報も見て「将来こういう弁護士になりたいな」とイメージしながら勉強してました。モチベーションアップにいいですよ。
勉強がしんどくなる時期もあると思いますが、やるしかありません。
波があるのは当然なので、自分はその日の気分に合わせて勉強時間は変えてました。ただ、4月からの短答前の期間、短答が終わった後の論文前の期間、論文の合否の発表の後の口述前の期間は勉強しかしない日々を送りました。
頑張って勉強してもゴールが見えないときにしんどく感じると思いますが、ゴールは最後まで見えません。いつのまにかゴールラインを超えています。ゴールをあまり見ようとせず、今日できることを一つずつ積み上げていくことが大切だと思います。
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