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- 2021年度 予備試験合格者の声 社会人受験生でもあきらめずに工夫して取り組めば合格できる 小林さん(社会人)
令和3年度
予備試験
合格
※写真はイメージです
社会人小林 様(仮名)
非法学部卒、社会人(30代)
逆算プラン(6期)(※現在の合格フルパッケージ)
約1年半
1回
誰かの役に立つ仕事をしたかった
夜型、アウトプット重視型
ありがとうございます!
僕は勉強がすごく楽しかったんですよ。
社会に出て会社で働いてると努力しても報われないことっていっぱいあるんですけど、勉強は基本的な努力が報われる世界の勝負なんで、やればやるだけ自分の力になるんです。
だからモチベーションを維持する必要があまりなかったですね。
強いて言えば「最初に一括払いで受講料を払ったこと」は、やる気につながったかもしれないです。最初に一括払いすることによってもう逃げられない状況をしっかりと作りました。
一括と分割があってちょっとだけ迷いましたが、「ここで分割にして途中でやめるのは良くない」と決めました。あの時の自分、えらいなと思います。(笑)
僕は、「どちらが後悔しないか」で、「やる」か「やらない」かを決めてました。
司法試験に受かることが人生の全てではないですから。「司法試験に受からない素晴らしい人生」も当然あって、人によってはそれより大事なこともあると思うんですね。
僕の場合は去年結婚して、勉強を始めて、子どもが生まれてと、人生の大きな節目がいくつか重なったんです。そうすると、例えば、「家の内見にどれだけ行くんだ」とか、その都度選択を迫られるんです。
でも「今これをやらないと後々の10年20年の人生後悔するよ」っていうのがあると思うんです。例えば、「新婚旅行に今行っておかないとかないと奥さんに何言われるか分からない」とか。(笑)
そういう、「これはやっておかないと後悔する」っていうことは、絶対やるようにしてました。
それでもやっぱり学校・仕事・家事等と学習の両立は大変でした。
僕は超絶夜型なんです。
夜って絶対侵害されないじゃないですか。翌日眠いのを我慢すればいいだけだから、そこでやってました。
始まりが遅い仕事なので、12時頃から働くだけ働いたら、20時、21時くらいから夜遅くまで勉強して寝る、というような感じです。それこそ3時、4時くらいまで勉強してました。
引っ越す前は1Kに住んでいて、夜は奥さんがリビングルームで寝ていたので、小さい机を買って玄関で夜な夜なずっと論文を書いてましたね。
勉強時間は平日休日も平均3~5時間、直前期では5~7時間くらいだったと思います。
僕はとにかく過去問です。
そして、過去問も色々な教材があるんですけど、同じものを繰り返してやりました。
高野先生がYoutubeとか色々なところで言ってるんですけど、「1回やってできなかった問題に丸をつけて」「もう一回やってまたできなかった問題に丸つけて」と。だんだん色が足りなくなって、そうやって問題に丸をつけていって、それがなくなるまで潰しこんでいきました。
資格スクエアから送られてきた短答問題集を4、5周しましたが、最後の方になると、全体が500問ある中で残りが20問とかになって。問題としては難しいですけど、最後の周回は時間としては楽勝でした。
短答に取り組み始めたタイミングとしては、吉野先生(※資格スクエア予備試験講座6期短答講座を担当講師)の短答講座は2021年の1月とか早い頃から見てました。エッセンスがぎゅっと詰まっててめちゃくちゃ好きだったんです。
本当に短答対策という意味でやり始めたのは2021年の4月からです。
資格スクエアの未来問模試がありますが、そこに照準を合わせると4月から始めれば十分なのかなと思って。そこである程度の点を取れたらちょっと安心するじゃないですか。
あとあまり早くからやると忘れちゃいそうだったのもあります(笑)。4月から勢いでやって、一回忘れる。でもまた口述試験の対策で同じことを使うので、そこで頑張ったことは無駄にはならない。そういう感じで勉強しました。
過去問ってすごくいい問題だし、本番では同じようなこと聞かれる訳でやっぱり大事。過去問講座を見て、過去問を各年度 2 回くらいずつ書いたと思います。
予備試験はちょうどいい量の過去問が揃っているので、それを過去からやっていくうちに「あれ、書けるようになってるぞ」っていう瞬間が絶対来ると思うんです。
模試も多くないし、相対的に自分の位置が分からず不安になるんですけど、その瞬間を目指してやるっていうのが大事だと思います。
直前の時期は、模試などを積極的に受けて戦闘力、現場力を養いました。
ちなみに、論文式試験終了後、合否は不明でしたが、7月からすぐに口述の対策に入りました。予備試験合格という観点で、それもよかったと思います。
高野先生の話を聞けたことです。
高野先生は人柄が語り口に出ていて非常に柔らかで丁寧に説明してくれました。先生の基礎講座は初学者の私にもとてもわかりやすく、初学者にとってはベストチョイスの一つだと思いました。
あと、講座は2倍〜3倍の速度で聞いていたので、細かく視聴速度が指定できるのはとてもよかったです。
一番のおすすめは「書きやすいペン」ですね。
最初の頃は一般的なボールペンで添削を出してたんですが、「シャーペンで書いてませんか?」「字が汚い」など、毎回指摘されたんです。(笑)
それで色々試して書きやすいものを見つけてそれに落ち着きました。確かに書くスピードがすごい上がるし、きれいに書けるし、文字に関する悩みが一切なくなったんですよ。
万年筆にかなり近い書き味のゲルインキがおすすめです。実際に万年筆を使うとなると色々手入れも面倒なので、それに近いボールペンを探すのがいいのかなと思います。
それから「ボールペン用の下敷き」が便利でした。ビニールのソフトな材質のA4の下敷きです。
僕は安物の机で勉強してたんで、机の上に紙を置いて書くとガタガタになっちゃうんです。普通の硬い下敷きだと滑っちゃうんですよね。
喫茶店とか色々な場所で勉強する人は、それを持っておくと常にフラットな状態で書けるのでいいと思います。もちろんペンが圧倒的に大事ですが、ペンとセットで下敷きも大切です。300円程度で文房具屋に置いてあります。
あとは、ノートパソコンを置く台ですね。すごく肩こりするんで、それがあると高野先生の動画を真っ直ぐの視点で見られて。「よかったなぁ」と思いますね。
挑戦するなら、もう絶対「今」ですよ。
今やらないと後で後悔するかもしれない。今やって途中でやめるなら、それはそれだし。お金は返ってこないかもしれないけど、時間はもっと返ってこないから。今やろうと思ったら、絶対に今やった方がいいと僕は思います。
僕は社会人受験生です。
2020年5月に勉強を始めてから、子供ができて、家を買って引っ越して、子供が生まれて、最後は子供を抱っこしながら口述の対策をしていました。
仕事しながらでも、あきらめずに工夫して取り組めばきっと合格できると思います。
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