令和4年度
予備試験
合格
学生葛野 圭 様
法科大学院生/東北大学法科大学院法科大学院生 在学中
逆算プラン(5期)
3回
そもそも法曹を目指した理由ですが、刑事事件の傍聴に行ったり弁護士のニュースなどを聞くうちに、法曹という職業は人から感謝される面だけでなく、人から恨まれる大変な面もあると感じました。それでも依頼人の利益を守る姿に高いプロ意識を感じ、弁護士という職業に憧れを持ったことがきっかけです。そして、法曹になるには、通常だと、長い時間がかかりますが、いち早く法曹になりたいという思いから、予備試験を目指しました。
正直に申し上げますと、1,2年は部活とアルバイトで結構スケジュールが埋まっており、勉強した記憶はないという感じで・・・。アイスホッケー部の活動に熱を入れて取り組んでいました。
基礎講座の段階では、1日3時間もやらない日も全然ありましたが、2時間〜6、7時間ぐらいでした。学校の授業もまだ(3年の段階)単位を取らなければいけなかったので、部活の練習もありましたし・・・。最初の方は、どうしてもやる気が出なくて、やらない日とかもあったんですけど、徐々に周りが就活で公務員の勉強をしてってなっていくうちに、自分もちゃんとやらなければと思って、後半は毎日は継続してやっていたと思います。
落ちてすぐは・・・。友達に頑張れるかわからないみたいなことを話したりしていました。やっぱり最初は落ち込んだんですけど、でも、もう後がないというか、このまま受からず終わるのは、すごい自分は嫌だし、合格したらすごい自信にもつながると思いました。諦めるわけにはいかないと思い、そこから、すごい自分としては奮起して頑張ったと思います。
やっぱりいろいろ忘れてしまっている部分がありましたので、過去問や基礎問の問題をもう一度見直しました。1年目と違うのは、判例集や教科書を参照して知識を補充するなど、当てはめで更に点数を取れるように、より良い答案をかけるように、という方向性で勉強をしたことです。答練や模試も使っていましたし、ロースクールの友人とは勉強会・答練会とかを結構やっていました。
短答の勉強は、勉強を始めた直後のできるだけ早い段階から、資格スクエアのアプリを入れて、スキマ時間や、寝るまでの間解いていました。また、資格スクエアから送っていただいた短答の過去問(受講当時:辰巳の肢別問題)を解き始めるというのを10月ぐらいから開始していました。
基礎問の方は、多分、全部網羅的に提出したと思います。過去問については、8割ほどはその添削していただける年度の問題を提出しました。学部の時はあまり勉強仲間がいない環境で、答案を見てもらえる機会はほとんどありませんでした。その中で、答案添削をしていただいて、結構、厳しい添削をしてくれる方もいらっしゃったので、客観的に自分の答案を見ることができた点は良かったなと思います。
大学の生協の本屋で並んでいた鬼頭先生の予備試験の勉強方法についての本を手に取ったのが資格スクエアを知ったきっかけです。読んでみたらすごい勉強方法とか理にかなっていると思いましたし、 分かりやすかったです。他の有名な予備校も少し迷いましたが、ネットで比較検討をしていくうちに、資格スクエアのプランの内容がすごい充実しており低価格な点、あと、漠然とした答えですけど、雰囲気も結構好きだったので決めました。
良かった点は、入門講義の高野先生の基礎講義がすごくわかりやすかったという点です。 しかも講義時間が他社と比べても結構コンパクトになっていたので、早く勉強の概観というのを掴んで、その上でアウトプットに移ることができたなと思っています。
また、質問機能も何回か活用させていただきました。初期・初学の段階だと答案の作法とかも、全くわからないし正解がわからず、相談する人もいないという感じだったので、その点でも資格スクエアの質問機能を使って、答えわかるっていうのがすごい自分にとって良い機能だなと思っていました。
合格を決めるのは、勉強時間だけではありませんし、特別な才能でもないと思います。
私自身、特別に頭がよかったわけではありません。学部時代も部活動やアルバイトもやっていました。このような凡人の私でも合格できたのは、真摯に勉強と向き合ったからだと思います。考えることをやめ、漫然と論証の貼り付けに終始するという勉強をするのではなく、常に頭で考え、工夫して、かつ、素直さをもって勉強に向かい合ってきたつもりです。今一生懸命勉強されている方は、最後まで自分に負けないでやり抜けば、きっと合格が待っています。応援しています。
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