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- 予備試験 令和5年度試験 合格体験記(15)
令和5年度
予備試験
合格
大学生桜井様(仮名)
東京大学 法学部4年生
逆算プラン 7期(現在の『合格フルパッケージ』)
約2年半
2回
大学在学中の目標の一つとして考えた
短答160位台 論文260位台
嬉しくはあったんですけど、ただ周りだと一緒に勉強を始めて既に合格した知り合いもいましたし、今年合格した知り合いも結構多かったので、ほっとしたというか安心したという方が大きかったです。
いえ、最終合格の方がやっぱり嬉しかったです。
論文の結果については、受かってるかなと思っていたのですが、それでも口述試験で何があるか分からないというか、そんなに確信できるものではなかったので。
12月までこれからの進路とかが全然定まらないのが、結構不安でした。だからこそ、最終合格がわかったときに、安心が大きくなったという感じでしょうか。
そうですね。
一応ロースクールの入試を受けはしたのですが、金銭的に進学したくはないなと思っていたので、在学中の予備試験合格を目指していました。
もともとそんなに法曹志望だったわけではなく、勉強を始めた時も明確に法曹になろうと思って始めたわけではないです。
一応法学部に入ることが決まったので、何かしら目標を持って勉強した方がいいかなと考えて受験を決めたというところが大きかったですね。
金銭的に余裕がなかったので、予備校に入ることが出来るかなという不安はありました。
とはいえ、独学は難しいと思っていました。
私の周りにはあまり、予備試験に受かったという先輩がいなかったので、情報が本当になくその中で闇雲に勉強するという選択は取りづらかったですね。
厳しかったと思います。
私の場合は講義を見て、人の声を聞くことで印象に残ることが多く、逆に基本書などで情報を吸収するのがあまり得意ではなかったので、独学だったら合格は難しかっただろうなと思っています。
その時に一緒に勉強を始めようとした友人が資格スクエアという予備校が良さそうと言っていた点が大きかったです。
比較的価格がお手頃で、評判を見てみても良さそうだなという風に感じたことが決め手だったと思います。
その友人も、同じタイミングで資格スクエアを受講しました。
受講してみると、カリキュラムも他校と比べてコンパクトで消化しやすかったです。
最初からすべての情報を詰め込もうとすることがあまり得意ではなかったので、私には合っていたなと思っています。
コストパフォーマンス的にも悪くなかったんじゃないかなと思います。
予備試験の対策のために資格スクエアで受けていた基礎講義でやるようなことは、大学の勉強をする上でもすごく役立ちました。
法律学習の全体がどういう感じかというのを分かった上で大学の授業を受けられたので、良かったです。
アルバイトは家庭教師をやったり、塾の講師をやっていました。サークルには入っていません。
大学で講義がある日ですと、予備試験に対しての勉強は多分多くて 7時間、平均5時間くらいだったと思います。調子がいい時は 10時間くらい勉強できたと思います。
一つのことをずっと集中してやるということが あまり得意ではなかったので、ずっと法律の勉強をすることは耐え難かったです。
他の人たちと勉強の時間を共有していると、自分だけ全然やっていないという感じがあり、結構悩みました。
また、大学受験などと違い、自分がどのくらいできるのかを測る機会がそう多くはないんですよね。模試が沢山あるわけではないですし、明確に自分の答えが合ってるのか、間違ってるのかもあまりわからないという不安はありましたね。
そうですね、予備試験に向けた勉強を始めた年の夏に中国語の勉強をして、HSKという中国語検定を受けてみたり、1年目の論文式試験に落ちたことがわかった後に、ドイツ語検定の学習をして3級に合格しました。
短答は合格して、論文で不合格でした。
基本的に1周だけ視聴しました。あとは短答式試験の前に見返していたこともありました。
講義の量としても、初学者にとっての情報量としては多すぎず、多分ちょうどいいんじゃないかなと思ってます。
あと私はあまり復習をしなかったタイプで、かつ3倍速などで見ていたので、たまに復習しておけば、より確実に記憶に定着したかもなと思ってもいます。
効率的だなと思いますね。
受動的に講義を見たり本を読んでいたりすると、わかったつもりになっているだけで、実際に問題を解いてみたときに解けないことって多いんですよね。
インプットに終始していては、頭で理解していても、それを引き出すということができないと思うので、早めに基礎講義の視聴を終えてアウトプットに入るという流れは良かったんじゃないかなと思っています。
そうですね、まずインプットをして、実際にどういう問題が出るのかということに興味が出てきたので、問題を見てみたということが大きな理由です。
あとは、すべての範囲のインプットが終わってから問題を解くという順番ですと、せっかくインプットで学んだ事柄を忘れてしまうと思ったので、定着させるために交互に学習しました。
早期に基礎問を使ってアウトプットを行うことで、論証に触れたり、問題を解いたり、添削を出して評価してもらえたりといったことが可能になったので、過去問レベルの問題に取り掛かるまでのステップとして良かったんじゃないかなと思っています。
↑資格スクエアのカリキュラムは”スモールステップ”
合格に必要な力が着実に身につく(画像は10期講座のカリキュラム)
基礎問は、取り組み始めた時点で試験本番の問題に比べると簡単らしいということは把握していたので、とりあえずこれは早めに終わらせた方がいいんだろうなと思って取り組みました。
実際に書く練習をするとしないとでは、その後の学習が全然違うと思うので、基礎問の添削学習を早期に提出してみて良かったと思ってます。
自分の相対的レベルを理解する機会になったと思います。
↑資格スクエアの添削可能通数は205通(※10期講座時点)
学習の初期から提出可能
たしか、22年の1月に基本7科目の最後の科目の基礎的な学習が終わりました。
そこで、2月の頭からかなり簡易的にではありますが、とりあえず過去問の問題を読んでどういう論点かなと考えてみて、解答や解説を見てみるという学習スタイルをとっていたと思います。
周りの他の受験生に比べると、一周目の学習を終えるまでに時間がかかっていたように思えて、焦っていたという事情もありました。
また、短答式試験の日程も迫っている中で、短答対策にも時間を割く必要もあるため、早めに論文式試験の過去問に触れてイメージをつかんでおいたほうがいいかなと思い、過去問講義の視聴もどんどん進めたと思います。
質的に違いますね。
基礎講義を通じて学んだインプットの内容を完璧にしても必ずしも書けるようになるわけではないなという印象がありました。
過去問に取り組み始めた当時は全然歯が立たなかった記憶があります。
演習を通じて、それまでに学んだ知識同士の繋がりを理解することや、思考の方法を身に着けることが大切であるということを感じました。
基礎問は、当てはめの練習用の教材として有用であると感じていました。
これまで知識として学んだ論点に関して、「それぞれの文言を覚えてますか?」「当てはめの仕方はわかりますか?」といった練習になったと感じています。
そのため論文演習の最初のステップとして良かったと思います。
↑「基礎問」は単一の論点にしぼった形式の問題
演習を通じて知識が定着し、論文の基礎が身につく
やはり、過去問が解けるように書けるようになる、というところが一番大事なんじゃないかなと思ってます。
そのオリジナル問題の質によるとは思います。
一方で、私は資格スクエアの基礎問以外にもオリジナル問題集に取り組んだことがあるのですが、問題自体が実際の過去問に比べると短めで、質は違ったかなとは思っています。
また、問われている論点が古かった問題もありましたね。やはり実際の過去問には質的に敵わないんじゃないかなと思いました。過去問が試験本番の問題と一番近いものだと思いますしね。
限られた時間の中で 合格を目指すということを考えると、学習する範囲を広げても多分終わらないですし、やるべきことが終わらないことが一番良くないと思っていたので、少なくとも1周やり切れるだけの問題量をこなすことを心がけていました。
1年目の短答式試験は5月にあったので、その年の2月か3月くらいに始めた覚えがあります。そのあたりから問題集を解き始めていました。資格スクエアの講座で配られている短答の肢別形式の問題集を基本の演習教材としました。
問題集を1〜2周すると、解いた内容や、解説の文言がなんとなくではありますが覚えられました。
ただ1年目の短答式試験の結果は、自己採点した段階で受かっているか微妙なラインで、年によっては落ちているような点数でした。
とはいえ、ボーっとしている時間はないので、短答式試験の後に論文式試験に向けて過去問や実務基礎科目の講義を視聴し、あとは選択科目も一気に学習しました。何とか間に合わせようと必死でした。
結構へこんでいました。
それでも、しばらくして立ち直ってから、あらためて論文式試験の結果を振り返ってみたところ、全体の評価自体はあまり良くなかったのですが、良い評価をもらえた科目もありました。
翌年の試験に向けて、自分の書いた答案とそれに対する評価のイメージを掴むことができ、良かったなと思います。
インプットで学んだ知識の定着が甘かったなという感覚があったので、しっかりインプットしようと考えました。
一方で、アウトプットはもちろん大事なので、論文対策の演習もつづけました。
具体的には、週に3科目ずつ解いて、足りていないインプットを補う意味で、基本書を読んだり、論証集を読むなどしていましたね。
やはり、型を覚えなければ駄目だなと思います。
論証自体は理由付けが2個ぐらいあったなという程度で一言一句覚えるといったことはせずに、必要最低限こういう文言があったなぐらいのことしか覚えていませんでした。
暗記を滅茶苦茶に頑張るというよりは、良い解答にたくさん触れて答案の書き方や、流れをおさえることが大事なのかなと思いました。
今年もいけるだろうということは感じていました。
問題集を用いて網羅的に演習ができており、知らない知識があまりないくらいまではできていました。
基本7科目の問題集をとりあえず一周しました。
基本的には答案構成を行うことで学習するという感じでした。目的としては、過去問だけでは足りないと感じた論点の網羅性を補うことです。
あとは選択科目に時間を割けていなかったため、参考書を一周読み、条文についてもなんとなく理解できる様になった段階で過去問を何年度分か解いたという感じです。
ボリュームの面で学習がしやすかったです。
全体のカリキュラムをまずは1周最後まで走り切ることが大事だと実感しているので、とりあえず早い段階で一周できたこと、早期に基礎問を解いてみることができた点が特に良かったと思っています。
あとはオンラインで学習を完結させることができたので、電車の中でも学習が進められたり、学習するペースを動かしたり、気になった部分の講義をすぐに再度見返したりなどが簡単にできたことも良かったなと思っています。
他校だと、カリキュラム上、講義の配信を待たないといけなかったり、アウトプットに入るまでに1年間も待たなければいけないということもあるみたいですが、自分のペースで学習できたのは非常に有難かったですね。
忙しい中でも合格を目指したい人にはお勧めです。
社会人はもちろん、大学生でも他の勉強があったりサークルがあったりするので。
そういった可処分時間が多くない人でも、合格の可能性をあげられるような効率的でコンパクトなカリキュラムになっていると思います。
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