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- 予備試験 令和5年度試験 合格体験記(17)
令和5年度
予備試験
合格
大学生K.Y様
東北大学 法学部 4年
逆算プラン 6期・合格フルパッケージ8期(再受講)
約3年
2回
法曹への憧れ
短答700位台 論文150位台
嬉しかったです。
でも論文式試験の合格に関しては、ラッキーだったなという感じもありましたね。
法科大学院に進学して1年目で予備試験を受けるか、在学中の受験制度を利用して、司法試験に合格できればいいなという気持ちでいましたが、大学在学中に合格できて嬉しかったです。
そうですね、入学辞退ということも考えましたが、法科大学院の環境を体験してみたかったこともあり、進学を決めています。
高校生の時に漠然とではありますが法曹の道に行きたいと思いまして、司法試験を受けるために法学部に進学して今に至るというところでしょうか。
最終的に法科大学院に進学して司法試験を受けるルートを選択したとしても、予備試験対策の学習をしていれば、法科大学院の入試対策も包含される関係にあるので、無駄にならないと考えました。
学習を始める前から、完全な独学で司法試験や予備試験に合格することは厳しいだろうという見立てはついていましたので、予備校を使うなら早い方がいいかなと思ったことと、ちょうどコロナウイルスが流行した時期で、時間に余裕ができ、この時間を有効に使いたいと考えたため大学1年生の夏のタイミングで予備校の比較検討を始めました。
まず、学習初期のインプットが特に厳しいかなと思います。
予備校のテキストなら、図や表で内容が示されていたり、事案が詳細に説明されていたりと、学んでいることのイメージがしやすかったです。
独学で基本書を使ったインプットとなると、この点がかなり厳しかったと考えます。
↑理解を助けるために、図や表を豊富に使ったテキスト
(※画像は10期講座テキスト)
全ての学習がオンライン上で完結するため、地方に住んでいても学習上の懸念がなかったことが大きいですね。
あと、オンラインレジュメの条文リンク機能は非常に便利だと感じました。
六法を持ち歩いたり、条文をひくといった作業の効率化ができました。
実は、最初に6期講座を受講していた際には、紙のテキストを主に使用していましたが、8期講座を再受講してからはデジタルテキストを使っていました。
テキストをiPadにダウンロードして、書き込みなどをしていました。
↑マイページの講義画面には、学習効率をあげる機能が多数搭載
「条文リンク機能」: 条文番号を押すと内容が表示される
講義が全てオンライン上に残っているので、後から疑問点が浮かんだ際に、該当する範囲の講義をすぐに見て、思い出すことが容易にできた点は特に良かったですね。
デジタルテキストでは、文字を検索してすぐに対象のページにジャンプできることが、学習効率の向上に寄与したと思います。
例えば、「訴因変更の可否」という論点を確認したければ、すぐに検索してみるといった具合で利用していました。
勉強時間の確保が大変でした。
大学3年生の夏頃まで部活動などに積極的に参加しており、勉強時間の確保が難しかったです。軟式野球部で週4くらいのペースで練習しておりました。
アルバイトもしていましたが、予備試験対策に専念するため、4年生になるタイミングで休むことにしました。
まとまった時間を確保することが難しかったので、大学3年生までは1日平均1時間も勉強できていなかったかもしれません。
4年生になった4月にアルバイトを休止してから、1日8時間から10時間勉強できるようになりました。
それはありますね。間違いないと思います。
予備試験のための学習をしていれば、授業に1回も出なくても大学の試験で点数を取ることができるくらいのイメージです。
かなり良かったです。事例で考えられるという点が良かったと思いますね。
受講を開始したのが、2020年の夏でしたが、この時期から部活が本格的に始まったため、講義の視聴を習慣化できていませんでした。
前に講義を視聴したのは2週間前だなという状況が結構頻発していました。
学習量が増えた時期については、おそらく大学1年生の後期の期末テスト前じゃないかなと思いますね。期末テスト対策に基礎講座を視聴していました。
大学の授業もオンラインではありましたが、全ての授業の動画ファイルを後から見返せるわけではないことに途中で気が付きまして、復習に資格スクエアの基礎講義を使えるなと思い、視聴していました。
内容に関しても、大学の授業は説明が冗長になることも多くありましたが、資格スクエアの講義はすっきりまとまっており、理解がしやすいということもありました。
その時に持っていた知識を使って書こうと頑張っていました。
ただ6期を受講していた期間は、他の事柄が忙しく、上三法の問題をとりあえず解いてみたという程度の記憶です。
その後も一年間ほど状況は変わりませんでした。そのため、大学2年時の予備試験には出願しませんでした。
6期講座申込時と比べて、心境の変化はありましたね。
追加のお金も払っているので、さすがにこれをまた無駄にするわけにはいかないなと思っていました。
再受講をして、8期講座の受講を始めてからは、再度基礎講義を集中して見直しました。
それが、全くやっていなかったです。
3年生の時は合格する気が全くありませんでした。勉強量としても合格するほどはできておらず、短答対策もこなせていませんでした。
合格した予備試験に向けて、まずは基礎問を一周しました。
実際に解いてみると、基礎問は基礎講義のインプットと過去問のアウトプットの中間的な役割を果たしていると感じました。
問題が論点ごとに分かれていましたが、論点を丸暗記するわけではなく、その内容がなぜ問題になるのかを逐一考えながら演習することができました。
暗記に終始しない学習をすることができた点が良かったと思います。
また、基礎問の添削もほぼすべて提出しました。復習はそこまで重点的にはしていませんが、返ってきた評価コメントを読んで、評価が悪かった問題については、もう一度その論点に戻って勉強していました。
ただ先ほども申し上げた通り、再受講をしてからも改めて基礎講義を見直したので、基礎問を本格的に解き始めたのは、2022年の10月からでした。
結果的に論文過去問に着手したのも、年明け2023年の3月からで、試験まで残り4カ月、論文式試験を基準に考えても、試験まで半年を切っていました。
↑基礎問・過去問併せて添削可能通数は205通(※10期講座時点)
論文学習の初期から、合格者スタッフの評価を受けられる
はい。この時に初めて触れました。
過去問演習に入ってからは、フル起案で2周、論文過去問を回しました。特に添削指定問題については、初めて見る問題でもフル起案を行い、それ以外の問題については1周目は答案構成にとどめて、講義を視聴していました。
論文過去問を解いてみて、わからない点があれば、基礎問に立ち返るということもしていました。「ここどうやって書くんだっけ」と疑問に思った時にはかなり頻繁に立ち返ってみました。
資格スクエアの添削も良かったです。
提出した答案に対して、ABCDEの5段階の評価がでるので、自分の中の主観的な出来栄えと照らし合わせて、自分の相対的な立ち位置が理解できたと思います。
自分の答案を自分で評価しようとすると、どうしても甘くなってしまい、正当な評価をすることは難しいんですよね。
第三者の客観的な評価をもらえたのは、大学の期末試験くらいで、答案を他人に見てもらう機会も貴重だったので、そこもありがたかったです。
↑評価項目ごとの詳細な評価も受けられる
演習に関しては、資格スクエアの『短答攻略クエスト』を中心にしました。
このアプリは、正直かなり使いやすくて、本当に良かったです。
解説も詳しく載っていて、アプリの総合的な使い勝手としてはかなり良いなと感じました。
特にミニテストは周りの平均点と比べて自分がどれくらいできているかが分かる点がよかったです。単純なゲーム的要素もよかったので、積極的に参加していました。
振り返ってみると、5月だけで7000問も解いていますね。
令和2〜4年度の論文過去問は後に残しておいたので、まずはこれらの問題について初見で何も見ずにフル起案をやっていました。
あとは他予備校で模試とセットになっている答錬も受けて、フル起案して提出しました。資格スクエアの教材以外に手を出したのはこれと苦手科目の演習本くらいですかね。
あまり手を広げずにやり切ることに注力しました。
論証集も資格スクエアのものをダウンロードしてiPadに入れて、勉強していました。
論証的にはそこまで長くなく、答案でそのまま使いやすい形になっていたので良かったです。
講義がコンパクトな点は、視聴しやすかったので良かったですね。
資格スクエアのカリキュラムは、短答式試験で使う細かい知識については、かなり後半で学びますよね。
自分としては、このカリキュラム以外ありえないなという実感がありました。
細かい知識まで基礎講義の段階で学んでしまうと、講義も長くなりますし、ボリュームも増してしまい、学習の初期で挫折してしまうと思います。
短答演習アプリも、すごくよかったと思いますし、論文添削のおかげで学習ペースを作りやすかったかなと思います。
基本家ですが、たまに気分転換を兼ねて外で勉強することもありましたね。
そういうときは荷物が多いと困るのでiPadだけ持って勉強していました。
部活動は結構きつかったので、気分転換にならなかったのですが、ジムに行ったり買い物に行ったりすることが気分転換にはなっていましたね。
試験に向けた学習に集中していた時期は、外に出るのも3日に1回くらいでしたが、ルーティーンとしてこのペースを固定しました。
予備試験は合格率を見ても、かなり難しい試験だと思いますが、全てを完璧にする必要はないと伝えたいですね。
合格する人でも、わからない点があったまま合格しています。ですので、完璧に学習しようとする必要はありません。
「基礎に忠実にやっていれば、いずれ受かる試験なんだ」と気負わずに、挑戦していただければと思います。
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