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- 予備試験 令和5年度試験 合格体験記(23)
令和5年度
予備試験
合格
社会人D.K様
医師・非法学部出身
逆算プラン 6期
約3年半
3回
自己のキャリア形成のため
短答700位台 論文300位台 口述200位台
論文式試験に受かった際は、本当に涙が出るぐらい嬉しかったですね。最終合格の際も嬉しい、報われたという気持ちでした。
3回です。2021年短答落ち、22年論文落ち、23年に最終合格です。
1年目の短答式試験で、9点か10点ほど足りず不合格になったのですが、その時にすごく泣いたことを覚えています。
合格すると思って挑んだ試験に不合格になったということが、人生ではじめてだったので…。
予備試験は、短答・論文・口述と3次試験まであり、ネットには短答は簡単だというような書き込みがあり、その内容を真に受けて1年間必死に勉強したのにもかかわらず、結果的に落ちてしまったことが悔しかったのです。
一般教養科目も、私の経歴的には有利なので高得点を取れるだろうと思っていましたが、実際はかなり難しくてあまり点数が伸びませんでした。
今振り返ると、短答が簡単だというのは全く嘘だなと思うのですが、当時はそういった経緯から悔しさを感じていました。
2年目、短答は合格したものの論文で落ちて、仕方ないという気持ちもあったのですが、2年間も頑張ってきたのにまた不合格になったということが、やはりすごく悔しくて…。
3年目でやっと見返せたというか、報われた気持ちになりました。
将来的に、医療×法律の事業を営みたいと考えて目指しました。
いくつかまとめサイトのようなものを見た中で、最も安かったのが資格スクエアだったという点が大きかったです。
法学部を出ているわけでもなければ、法律の学習をしたこともありませんでしたので、司法試験合格までたどり着ける自信もあまりない中、大きな額の投資をする必要がありました。
だからこそ、大きな投資の中でも比較的安価な資格スクエアが選びやすかったわけです。
またネットで調べてみると、講師の評判が大変良かった点も大きかったです。
まず、再生速度が最大3倍速まで調整できることが非常に良かったです。
1周目の講義視聴を早く終え、全体像を掴みたいという気持ちがすごく強かったので、この機能を使って移動時間で講義を聞き流し、早期に1周目の学習を終えました。
この学習法は、初期の段階で理解度を上げるうえで重要だったと思います。
また、小野先生という先生にフォローアップをご担当いただいたのですが、月に1度先生とお話できるこの機会は貴重で、すごく良かったです。
ずっと小野先生にご対応いただき、親身になってお話を聴いていただきました。
これまでの法律学習以外の経験から、そのような発想を持っていました。
「単なる知識問題を知らなかったのか、論理的思考が要求される現場思考問題なのか」が分からないからです。これが分からないと、予備試験の要求してる思考力の深さや知識の範囲が把握できず、合格に向けた適切な計画を立てられません。
あとは、全体を1周した上で、自分が戦えるような試験なのかを判断するためにも、早めに最低限全体を俯瞰して見たいという気持ちが強かったですね。
フェーズごとでかなり異なりますね。
学習開始当初はすごくやる気があったので、仕事から帰ってきて毎日1時2時まで勉強して、移動中は倍速で動画を視聴して…、さらに土日は自分の時間はずっと講義を視聴し、子守りや家族と過ごす時間以外は勉強をするというような状況でした。
基礎講義を全部見終わるまで2〜3カ月ほどだったと思いますが、確保した時間は全部勉強をしていました。
あとは講義を視聴し終えてから、自分で作ったまとめ事項をボイスレコーダーで録音して、2倍速で聞くという学習法を取り入れていました。
ただ2、3年目になってくると、飽きがきてしまい学習をしていない時期も出来ていましたが、学習をしている時期は1日2時間、休みの日に3、4時間ほどはなんとか時間を捻出して、効率的に勉強しようと思っていました。
子どもが起きている間はあまり勉強せず、家庭を優先していました。
実は1年目の短答式試験で落ちてしまったことがショックでやる気を失ってしまい、2年目の受験まで一切「書く」形式の勉強をしませんでした。
また、1年目の受験から半年間は本当に1秒も勉強しなかったと思います。
試験まであと半年という時期に「そろそろ頑張らなくては!」と思い、条文素読と短答過去問の演習を続け、結果的に合格レベルを超えることができました。
合格レベルに達するためにはしっかり条文を読んで過去問を全部解くということを地道に続けることが大切でした。
合格までにいくつかのフェーズがあったなと振り返ることができます。
まず、2年目の予備試験の短答式試験を受けた際に、論文式試験に必要な知識はほとんどありませんでした。
短答式試験後に基礎的な知識と規範のパターンをWord上にまとめて、基本的な論文の型の分析を1カ月間ひたすら行いました。
分析できたことで最低限なんとなく書けるようになりましたが、論証については覚えていないために書けないことが課題だと認識し、重要度の高い論証だけ丸暗記することにもう1カ月を使いました。
それだけをやって、不合格ではあったものの900位程度の順位でしたので、合格に必要な最低限のベースラインを把握することができました。
3年目の論文式試験に向けては、それまでよりも暗記の量を増やした程度です。
科目でいうと、民事訴訟法だけは2年目にまったく戦えなかったので、制度趣旨をしっかり理解して教科書的なことを聞かれたら何でも答えられるように完璧にするところまでやりました。
ちなみに司法試験に向けては、さらに当てはめと判例の学習をしっかり行ったという感じです。
まずは、スタートラインに立つまでに時間がかかるところですね。
覚えないといけない最低限のベースラインが多いです。
2つ目に、法学部出身でない場合は答案作成のための作法を独学で身につけるのが難しいと思います。どこを勘違いしているのか、自分では気が付けないものです。
3つ目に、問題文の中に誘導が少ないので、正しい着眼点・正しい読み方ができない場合、求められていることに対して的確に答えることができず見当違いの答案を書いてしまうという落とし穴が潜んでいます。
フランス語検定1級を受けるという感じですかね。
私は大阪大学の医学部を出ているのですが、どちらの方が難易度が高いかというと、大阪大学医学部の入試の方が難しいと思います。ただ、こちらに関しては自分の場合、幼い頃から淡々と勉強してきたので、十何年の勉強の集大成としての結果だなと思います。
予備試験の難しいところは、全員大人になるまで一度も勉強したことない状態で、よーいどん!で膨大な量の学習をはじめからやらなければいけないという点です。
例えば、英語検定1級を受けるということでしたら、英語は義務教育や大学入試等で多少基礎知識があるので大変な中でもまだ馴染みがあります。
ですので、これまでの人生で聞いたことがないフランス語の検定で1級レベルを目指す、予備試験はそのような感覚だと思います。
どんなに自信がある人にとっても、かなり高い山だと思います。
ですので、そんな高い山でも越えてやるぞという強い意思を持って挑戦してほしいです。
また予備校を選ぶうえでは、コストは安いけれどもしっかり法律の基礎的な知識を手に入れられる講座を選ぶと良いと思います。
資格スクエアの講座は、価格を抑えながらも初学者が学ぶべき内容は過不足なくまとまっていて満足できる内容になっていました。
また、フォローアップというオンラインで直接相談ができるサービスまでついているという点は、はじめて法律の学習をなさる方にとてもおすすめですね。
知識を得たり知見を広げることが好きだという点ですね。
学習が進むにつれて、今まで見ていたものも違う見え方になることが楽しいと感じていました。
ですので、できるだけ学ぶことを楽しもう・興味を持とう・感動しようとすることが大切です。
例えば、自分が学んだことを他の人に話してみて、共有してみるのもいいと思います。
相手にウザがられることもあるかもしれませんが(笑)。
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