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- 予備試験 令和5年度試験 合格体験記(24)
令和5年度
予備試験
合格
無職(法科大学院中退)太田様(仮名)
早稲田大学法科大学院中退・非法学部 卒業
逆算プラン 5期(現在の『合格フルパッケージ』)
約4年
4回
大学在学中の目標の一つとして考えた
短答327位 論文7位
自分がここまで来れるとは思わなくて、正直、非常に驚いています。
2020年から毎年受験して、4回目の受験で23年に最終合格しました。
1回目から3回目までは短答不合格だったため、論文式試験の受験は合格年度の試験が初めてでした。
大学に入学し、目標が欲しいなと思った時に、少し興味があった法律の分野でなにかないかなと探していました。
そこで、「どうせなら一番難しい司法試験を目指してみよう」と考えたことがきっかけです。
司法試験や予備試験は学習内容が多いと聞いていたので、その点に不安を感じていました。
例えば予備校の講義数の多さで途中で嫌にならないか、「まずはちゃんと一周する」という目標を達成できるかといった点が一番心配でした。
自分が不安に思っていた点を考慮し、予備校を選ぶ段階で講義コマ数や講義時間に注目していました。
資格スクエアは講義コマ数も講義時間もそう多くはなかったこともあり、最後までしっかりやり切れました。
独学は、初めから選択肢になかったです。
司法試験は独学で受かるものではないと考えていたので、予備校を使おうと決めていました。
講義コマ数・講義時間が多すぎないということと、価格ですね。
実際に受講してみても、講義コマ数・時間共にコンパクトで非常に良かったです。
全体像を把握するための講義視聴で1周することに時間がかかり過ぎてしまうと、記憶も薄れてしまいます。
その点で比較的短い時間でくり返し学習しやすい資格スクエアの講座設計は、学習内容の記憶の定着につながったと思います。
やはり、基礎講座にはあまり時間をかけないように学習を進めました。これは予備校を選ぶ段階から重視していた点だったので、受講をしてからも意識していました。
速めの1周を意識した学習のなかでも、資格スクエアの講義は他の予備校と比較して、一番丁寧で分かりやすい印象でした。
独自のパワーポイントなどを使用して講義をされていたので、非常に分かりやすかったですね。図や表も豊富で難しい概念も視覚化されており、初学者でも原理原則をイメージしやすかったです。
↑法律学習独特の難しい概念図も、図やイラスト視覚的にもわかりやすい
(※画像は10期講座)
所属していた学部は法学部ではありませんでしたが、法律学に関連する講義を積極的に履修しました。
資格スクエアの講座で予備試験に向けた勉強を既にしていたおかげで、大学で課される授業や課題にはあまり大変さはなく、むしろ楽に感じました。
サークルには入ってましたが大学2年時にコロナのタイミングで活動が一切なくなってしまいました。
大学3年でまた違うサークルに入ったのですが、その頃はロースクール入試もあったので、サークル活動に力を入れていませんでした。
平日だと2時間ぐらいだったかなと思います。
家でいくつか講義を視聴し、通学時間を利用してテキストを読み返して復習することが多かったです。
そうですね、短答の勉強法を変えました。
1回目の受験時は、まずは受けてみようという感じでした。
2回目の受験時は、短答過去問の量の多さに嫌気がさしてしまい、演習する過去問を絞ることにしました。例えば受験者の正答率70%以上の問題だけ取り組むなどですね。
これは、問題数を絞りすぎたため、アウトプット不足で不合格という結果でした。
3回目の受験時は、その反省を活かして過去問は全て解いて試験に臨みましたが、過去問で問われていない問題は解けず、知識のムラ、つまるところインプット不足を痛感し、不合格でした。
4回目はそれまでの反省を踏まえ、過去問は全て解きつつ、加えて条文素読をしっかりと行ったことで、知識のムラが解消され、幅広い問題に対応できるようになり、最終合格を果たせたという認識です。
最初に触れる事例問題集としては、ちょうどいいハードルの低さでとても良かったです。
覚えるべきことはしっかり覚えるということだと思います。
非常に地味な作業ですが、地味な事から逃げないことは大事ですね。
もちろん心が折れそうな時もありましたが、これまでにかけた時間とお金を考えて、それを無駄にしたくない一心で逃げずにやり切れたことが結果に結びつきました。
欲を言えば、もっと早く1周目の学習を終えられればよかったなとは思いますね。
もちろん、基礎講座にはあまり時間をかけないように学習を進めましたが、3カ月程で1周してしまってもよいくらいだったなと。
法科大学院に在籍はしていましたが、 法科大学院経由の司法試験合格だと時間もお金もかかりすぎてしまうため、予備試験で早期に合格したいと思っていました。
予備試験で受かってしまえば、法科大学院は中退できますしね。
自分が一番苦労したのは短答対策でした。
SNS上では、短答合格が当たり前のような風潮があり、当初は自分もそのような考えを持っていましたが、やはり短答を舐めてはいけませんね。
過去問の演習や条文素読等、面倒臭いと感じることもこなすことで、実力がつきます。
もし自分が今、初学者に戻るならこのことを徹底すると思います。
今は弁護士事務所で就活をしている状況ではあるんですが、将来的には裁判官になりたいと思っています。
裁判官を志したきっかけは、ちょうど資格スクエアの受講を始めた頃に裁判傍聴に行ったことです。
その後も学生時代に裁判傍聴によく通い、そこで裁判官を実際に見て憧れを抱きました。
自分の力で世の中の揉め事や紛争をなくしていける、そんな仕事に携わりたいです。
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