資格スクエア予備試験講座受講生
特別企画 論文挑戦ウィーク

初めて論文に挑戦するなら

• 基礎問に挑戦するときのポイント

  基礎問は、予備試験・司法試験・旧司法試験における出題統計から、重要と考えられる論点について、単一論点ごとに学習できるようにした事例問題。論文過去問の答案のパーツ部分を切り抜いて、簡易な問題としてできるようにしたものというイメージです。
  以下の流れで進めるのがオススメ。
  1 判例六法・論証集を見ながら、基礎問を解いてみて、検討メモを作成
  2 その検討メモと参考答案を比較し、ズレを把握
  3 基礎問講義を視聴する
  参考答案を読む際は、ただ読むのではなく、どこが問題提起で、どこが規範(判断基準)で、どこがあてはめなのか、という点について自分で色分けして線を引くなど、文章の構造を理解するようにしましょう。

• 論文過去問に挑戦するときのポイント

  論文過去問では、複数の論点を、法律上の原則・例外論、要件・効果論をベースに適切な論理的構造の中に位置づけ、答案の内容を構成することを学習していきます。
  最初は手も足も出ないと感じるかもしれませんが、大丈夫。最初は当たり前です、ただ、「分からない」で歩みを止めてはもったいない。
  まずは、1問あたり30分程度、どんな条文・判例が関係するか、どの論点が問題になるか、どういう順番で書くかということを箇条書きにした「検討メモ」を作りましょう。
  そして、その検討メモと参考答案を比較してみましょう。ズレていても大丈夫。そのズレを認識することに意味があります。
  ズレを把握したら、論文過去問講義を視聴して、ポイントを理解して、合格答案のイメージをもちましょう。
  そうしてまずはなるべく早く1周して過去問のレベルに慣れてしまうことが肝心。
  最初に書くときは、講義ノートや論証集を見ながらでも構いませんし、時間制限もゆるくて構いません。
  参考答案を丸写しするのではなく、わからなくても、拙くても、自身の言葉で書くことを意識して、答案を作成しましょう。